とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行って「とやまおでかけ日記」というブログ書いてます。

“ジブリの幻燈楼”は富山のガラス@ジブリの大博覧会 富山展

新聞などで開催前から話題になってて、ついに先月から富山市ガラス美術館で始まった“ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで”。土日祝は毎日大混雑必至ということで、金曜の夜にでかけてみました。ガラス美術館は金曜と土曜は20時まで開館しているので、このタイミングがチャンス!

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予感通り、チケット売り場も誰ひとり並んでなくてガラガラ。混雑対策の柵があちこちに準備されてるのを見て「混雑しているときはこの柵がフル稼働しているのか…??」と思うと、ゾッとします。
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いつもの企画展であれば共通パスポートでお得に入館しているのですが、今回は割引不可。そして今回の企画展のチケットに常設展は含まれていないようです。企画展チケット購入場所も1階でのみ。さすが、ジブリですね…
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エスカレーターを上って2階。ここはチケット無しでも見られる場所ですが、吹き抜けの中央で上下に動く飛行船に入場前から圧倒!!この場所は写真OKだったので、私も撮ってみました。
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富山県産スギで作られた隈研吾さん設計の建物と飛行船、妙にマッチしています。
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この飛行船は「天空の城ラピュタ」で出てきてますね。 

天空の城ラピュタ [DVD]

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大博覧会の入口は3階なので、もう一つエスカレーターに乗って入場。もちろんここでも誰ひとりとして待っていないので、待ち時間ゼロ入場。

会場内の写真撮影は基本NGですが、一部撮影OKの場所も。
その一つが今回の目玉展示でもある“ジブリの幻燈楼(げんとうろう)”
富山展でしか見られない貴重な展示とのこと。

ジブリでおなじみのキャラクターたちがステンドグラスになり、音楽とともにクルクルと回る不思議で幻想的な空間。これを見るだけでも来る価値は大いにあると言い切れます。時々サーっと走っては消えるネコバスにどうしても注目してしまいます。
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この“ジブリの幻燈楼”、スタジオジブリと富山ガラス工房・富山ガラス造形研究所の共同作品とのこと。制作過程のVTRも流れてました。富山で作られた特別なガラス作品だったんですね。*1 

正直なところ「なんでガラス美術館でジブリ?」とずっと不思議に思っていましたが、なるほど…と納得。

↓公式YouTubeでジブリの幻燈楼の動画が公開されていました。


ジブリの大博覧会富山展 『ジブリの幻燈楼』特別公開動画

2023年12月追記:5年後、富山県美術館で「ジブリの幻燈楼」に再会した日記はこちら

ガラス作品の展示はこの幻燈楼くらい。
展示の前半は各作品の上映時のポスターや販促グッズ展示、ジブリプロデューサー鈴木敏夫さんとコピーライター糸井重里さんとのキャッチコピー秘話が中心。
後半は、人間と飛行の歴史をジブリ作品を通して紹介する“空飛ぶ機械達展”。最後に、行き先が「とやま」の ねこバスが待っているという流れです。

自分以外誰もいない貸切状態でフカフカのねこバスを満喫してたら、貴重な撮影OKスポットだったのに写真撮るのを忘れてしまいました。 

↓ねこバスが出てくる作品は「となりのトトロ」 

となりのトトロ [DVD]

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ひとつひとつの展示をゆっくりじっくり堪能していたら…あっという間に1時間半!気づけば閉館時間も迫ってました。
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ということで、土日祝は大混雑必死の“ジブリの大博覧会”。近くにお住まいの方や夕方には帰宅可能な人であれば、20時まで開館している金曜の夜が穴場です。

とはいえ、土日祝にしか時間の取れない人のほうが大半かと思いますので、もっと実用的なアドバイスを書くとしたら…入場券はローチケなどで事前購入しておくと、すぐに入場口(までの行列)へ進めますよ。

 

私にとってジブリの思い出がある映画館といえばやっぱり…今はドーミーインが建ってる場所にあった富山東映です。チャゲ&飛鳥の曲が流れる「On Your Mark」の印象が強いです。どの作品との同時上映かは忘れてしまいましたが…

On Your Mark

On Your Mark

  • CHAGE and ASKA
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

子どもの頃は映画といえば総曲輪・西町・中央通りでよりどりみどりでした。しかし中高生になるあたりで街中の映画館は次々と閉館、映画といえばシアター大都会に。大人になりたての頃はファボーレ・イオンの時代になりましたが…最近はフォルツァ総曲輪(現在休館中)やJ MAXシアターで総曲輪に戻ってきたような。

2023年9月追記:フォルツア総曲輪は現在「ほとり座」として営業開始しています

…富山の映画館の話をすると年代がバレますね。

 

↓ジブリと関わりの深い作家・堀田善衞展を見に行った日記はこちら