とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行って「とやまおでかけ日記」というブログ書いてます。

変わりゆく富山駅北めぐり(環水公園から富山駅北口へ)【富山市内中心部散歩 その2】

富山城址公園の散歩だけでは物足りず、富岩運河環水公園まで足を伸ばしました。

↓前回(その1)の日記はこちら 

一昨年までは時間さえあればよく訪れていた環水公園。昨年からは環境の変化により来る機会も減りましたが、やっぱりここは思い出してはまた来たくなる公園。f:id:ai110-12368:20190518090214j:image

私が初めて環水公園に来た日は2000年頃。20年近く前、友人に連れられて来た日が最初でした。その頃は世界一のスタバどころか、赤い糸電話はもちろん富岩水上ラインもありません。公園自体が整備工事中で芝生さえも養生中だったような記憶が。
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2007年頃より仕事関係で北口方面に毎日のように来るようになり、休憩がてら公園に立ち寄ることも増えました。世界一のスタバが建設中の景色を眺めながら「この平和でのどかな公園も、騒々しい公園へと変わってしまうのかな」としんみりと懸念していたことを思い出します。
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世界一のスタバが富山市の観光名所になるなんて、十年前の当時はジョークだと笑っていました。しばらくは通常のスタバのように読書や試験勉強によく利用していましたが、観光客が増え始めた2015年頃からは年に数回だけ遠方からの友人と訪れるくらいに。国内だけではなく海外からの観光客も増え、この日も公園内を歩いている半分以上は外国人観光客。ほんのしばらく来ないうちに、どんどん知らない場所に変わっているようです。

涼みがてら、オーバードホールにも立ち寄りました。

私にとっては、富山公演のコンサートといえばオーバードホール。ファンだったミュージシャンがオーバードホールに初めて来た日。最前列で憧れのステージを見た日。SNSのコミュニティを通じて親しくなった県外のファン仲間が大雪の中でも富山に集まって来てくれた日…私にとっては大切な思い出がたくさん詰まっている場所のひとつ。
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アーバンプレイスも環水公園と同じくらいよく来てました。飲食店でランチ食べたり、パン屋でお泊りパン買ったり、本屋で立ち読みしたり、売店でアイスやお菓子を買ったり。あの頃よく利用していたお店のほとんどはもう見当たらず、現在はリニューアルあるいは消えてしまってました。
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富山駅の南北が地上でつながって1ヶ月近く。富山駅北口だった仮駅舎と仮跨線橋の取壊しはハイスピードで進んでいるようで。
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これまで何度も渡った仮北口改札と仮跨線橋。私が富山駅をよく利用するようになったのも10年ほど前からなので、元々の駅舎よりも仮駅舎時代のほうが印象深いです。
f:id:ai110-12368:20190518090204j:image上の写真は5月中旬のものなので、現在はもっと撤去工事は進んでいます。

↓下の写真は5月下旬頃。もう南口方面から北口の景色が見えるように。https://www.instagram.com/p/ByDIDw4Ameq/

光が差し、日に日に明るくなる富山駅。4年かかってようやく夜明け前になったかのよう。

北陸新幹線開業から4年。富山駅とその周辺の変化はとても目まぐるしく、日替わりで景色が変わり続けています。

その一方で…同じ富山市でも郊外、特に合併した新富山市エリアは30年前とほとんど景色が変わらない。むしろ過疎化が進んで寂れていく場所が多いです。

富山市中心部と新富山市エリアの温度差は開くばかり。後者側出身の私としては切り捨てていかれることに複雑な思いもあるのですが。
街中が便利になり郊外から中心部に人が集まる街づくりは、人口減少&高齢化社会になればなるほどに必要になるのは確かだと私は思うのです。(なので私はコンパクトシティには賛成の意見です)
マイカーが不可欠な生活を続けることは、将来の自分たちの足を奪うこととなり、未来の生活を不自由にすることとなるでしょう。

↓この日撮った写真のスライドショーを動画でまとめてみました


富山市中心部散歩(2019.5)【とやまおでかけうさぎ】