とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行って「とやまおでかけ日記」というブログ書いてます。

下山芸術の森 発電所美術館は不思議な世界【秋の入善めぐり・その3】

牡蠣に沢スギ…と海沿いを回ったあとは、北陸自動車道と北陸新幹線を飛び越えて、下山(にざやま)芸術の森 発電所美術館へ。数年前ぶり2度目の来館です。

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↓前回の日記【秋の入善めぐり・その2】はこちら 

水力発電所を改築して開館した独特の雰囲気のある美術館。ここも不思議な世界の入口みたいな場所です。入口前の黄色く色づく木が青空に映えます。
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この日の展示は「藤原隆洋 Somewhere」
薄暗い館内に降る雨のような巨大作品と、風のゆらめきを音と視覚で感じる作品の2作品。2点だけとはいえ、その作品の規模や動きに圧倒されました。

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発電所美術館は通常の美術館のつもりで訪れると、度肝を抜かれます。この美術館は作品が館内に展示してあるのではなく、建物そのものが展示中の作家さんの作品に生まれ変わってしまっているのです。(文章では言い表しにくいのですが、一度訪れればその意味がわかると思います)

そして元々発電所だった名残も所々に残っており、館内の不思議な雰囲気を作り出しています。

ちなみに…建物を利用した作品を制作展示するという特性上、美術館は展示替え期間は休館になります。必ず訪問前に開館しているか情報確認してから出発することを強くおすすめします。

作品と発電所美術館の独特の雰囲気に圧倒され、ポカーンとしたまま退出。美術館出入口の横には裏手に続く階段があります。
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けっこう急な段差ですが、がんばって登る!その理由は…
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階段の上に展望塔があるからです。
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ちょっと風はあるけど、強風というほどではないので…登ります!
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展望塔からの景色。沢スギ記念館より高い場所から、再び富山湾と黒部川扇状地を一望。
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紅葉して燃える山々が近くなりました。
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こちらは朝日町の方向。
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ここまで来たら、もう1ヶ所眺めの良い場所へ…更に山側へと近づきます。

↓【秋の入善めぐり・その4】へ続きます