10月中旬の週末。急に冷え込み立山にも雪が積もった知らせも聞こえたこの日、高岡へ。
高岡駅観光案内所で「高岡まちなか乗り放題きっぷ」を購入して出発。高岡市中心部の万葉線(高岡駅ー志貴野中学校前)や加越能バス(新高岡駅ー金屋)500円で一日乗り放題なので高岡の街中巡りに便利。
向かったのは高岡市美術館。
↓高岡市美術館に来たのは2年前のドラえもん展以来。
「傘寿記念 大澤光民(おおざわこうみん)の世界 ー人間国宝としての歩み-」を観に来ました。
観に行こうと開催前から考えてたのに、気がつけば最終日目前で…またまた慌てて駆け込み来館。
平成17(2005)年に鋳金の重要無形文化財保持者 (いわゆる人間国宝)に認定された大澤光民氏の作品展。鋳ぐるみ(いぐるみ)という独自の技法で作られた作品が中心。
「鋳ぐるみ」という言葉だけは越中チャレンジ検定の過去問で聞き覚えがありましたが、その作品を見たのはこの日が初めて。モダンなデザインで、おしゃれでカッコいい!!と驚きました。鋳ぐるみという言葉からは想像できなかった美しくスタイリッシュな作品の数々に、目が釘付け。
制作過程で生じた「鋳バリ(いばり)」という鋳型からはみ出て本来は不要となるものを活かした作品も印象的で。動きと勢いのある力強さを感じられます。
そして最後の展示室にあったのは二番町御車山模型。ここだけは撮影OK。
大澤光民氏が御車山の修復に携わっていたことから、御車山に関する展示室も設けられていました。
↓令和元年の初日に高岡御車山祭に行った日記はこちら
きっと、越中富山ふるさとチャレンジ検定を受けようと思わなければ、人間国宝の企画展と聞いてもピンとこなかったかもしれません。ただ富山県内の観光施設や名所を巡っていた頃よりも興味の範囲が広がったので、おでかけの楽しみも以前よりも深まったと思うのです。
- 越中富山ふるさとチャレンジに関する日記はこちら
おまけ
近くまで来たので、カレーうどんで有名な吉宗へ。ランチタイムをずらして行ったのに、人気店だけあって満席でびっくり。
↓前回の吉宗カレーうどんから、もう3年も経過してました。
その後は今年春に高岡商工ビルに開設された高峰譲吉博士の別邸・松楓殿(しょうふうでん)「松楓の間」再現展示を見て…
ブタのイラストの万葉線に乗り…
御旅屋セリオ2階に移転した高岡地域地場産業センター「ZIBA(ジーバ)」を覗いて…
イオンモールでお買い物しました。
↓イオンモール高岡でホットドラバター専門店のデザートを食べた日記はこちら
ちなみに、この日行った場所で最も活気があり人が多かったのは…イオンでした。