とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行ったり情報を集めてます。

映画「はりぼて」ご当地・富山市での公開初日へ@ほとり座

県知事選前に観ておきたい…と今年初の県境越えをして金沢まで観に行った映画「はりぼて」

↓金沢へ観に行った日の日記はこちら 

あれから3週間。ようやく映画の舞台である富山市で公開される日がやってきました。f:id:ai110-12368:20201031193800j:image場所は富山市のど真ん中、総曲輪のほとり座。
f:id:ai110-12368:20201031193726j:image初日はもちろん、他日程も既に予約で満席の日が多数とのこと。ご当地ならではの関心の高さが伺えます。
f:id:ai110-12368:20201031193857j:image劇場内は本当に満席。ドタキャンする人もきっといなかったのでしょう。
そして年齢層はやはり高め。男女比は半々ほど。地元である富山市民が多そうな雰囲気。夏に観た「パンダコパンダ」とは全く異なる光景でした。

↓夏に「パンダコパンダ」を観た日記はこちら 

映画は、私は既に一度鑑賞済みだったので今回は再度見返す形に。

その分、他の観客の様子を耳で確認していましたが…驚くことに笑い声が結構聞こえてきたのです。金沢の劇場では声を出して笑える雰囲気ではなかったので、驚きです。

笑い声が聞こえてきたといっても爆笑というほどではなく、市議会で起きた喜劇を単純に楽しんでいた人もいた…といった感じです。

地元富山市民にとっては、あの映画の出演者は全てテレビで顔馴染みの有名人ばかり。連日不正発覚のニュースでうんざりしていた4年前を思い出して、思わず笑いがこぼれたのかな?という気もします。あるいは映画の中に出てくる議会に無関心な富山市民そのものの姿だったのかもしれませんが…

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上映後には舞台挨拶スタート。チューリップテレビのカメラも入り、劇場内はテレビ番組っぽい雰囲気に。

舞台挨拶ステージは撮影OK・SNS拡散推奨だったため、私も手元のスマホでちょっと撮ってみました。
f:id:ai110-12368:20201031193918j:image最初だけ、マスクを外したお顔も拝見。
五百旗頭幸男監督・砂沢智史監督・ゲストにドキュメンタリー映画監督の森達也さん。
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舞台挨拶でのトークでは、富山での映画公開が遅れた事情、唐突なラストシーンについてなど、映画制作の裏話が中心。映画出演者(市や市議会の人)の名前が出ると、会場内はドッと笑いが沸き起こったり(上映中よりも大きな笑い)と盛り上がる場面も。質問コーナーでは富山市民・富山県民からの鋭い意見も飛び交う活発な時間となりました。(質問コーナーで静かになりがちな富山にしては珍しい光景に思えました)

トークの中で特に印象的だったのは「この映画を観た後も、モヤモヤしたまま考え続けてほしい」といった内容。悪を懲らしめてスッキリ爽快になるのではなく、市議会の問題をきっかけに、国や社会、会社や組織について関心を持ち、自分に何ができるかを考えてほしい、と。

私も金沢で「はりぼて」を観た後は、モヤモヤと後味が悪いまま劇場を後にしました。上映中も笑うに笑えない、苦笑いばかり。あれだけ世間を騒がせたにも関わらず、何も変わってない現状。忖度、忖度ばかりで、事なかれ主義が貫かれている現実にも。

市議会不正発覚のニュースが全国区でも毎日のように流れていた時、観光客が市役所展望塔を指差して「あれが最近よくニュースで見る市議会のある建物か~」と笑っていた光景も、映画を見て思い出してはモヤモヤとしてました。

舞台挨拶終了後、サイン入りパンフレットお渡し会に並びました。パンフレット購入するか少し迷いましたが、監督のお二人とお話できる貴重な機会でもあったので並びました。

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待ちきれず金沢へも観に行ったことや、映画の感想をブログに書いたこと。今回の富山公開初日のブログも新たに書くことを話しました。(ほぼ私からの一方的に)私としてはちょっとした握手会のノリでした(根がミーハーなので…)

私としては…やっぱり県知事選前に富山で公開してほしかったです。選挙前に公開したからといって結果に影響が出るとはあまり思えないですが、一人ひとりが一票を投じる際の意識は変えられたかもしれません。

私も、せっかく金沢まで観に行ったのだから、期日前投票を映画鑑賞前ではなく後にすればよかった…と鑑賞後に思ったくらいなので。

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