かいにょ苑からチューリップ公園へ向かう途中、おしゃれな建物を発見。
↓前回の日記《冬の砺波散歩・その1》はこちら
昨年2020年11月に開館したばかりの砺波市立砺波図書館でした。
休憩がてらちょっと中へ。
館内にあったマップを手に取り、とりあえず1階と2階をぐるっと。(館内撮影禁止のため、建物内の写真はありません)
吹き抜けで開放的な空間。建物内はうねうねとした柔らかな曲線が多く使われていていました。
多目的ホールが「コマ」会議室の名称が「ヒロマ」「オクザシキ」「クチザシキ」となってるのが面白い。新しい現代的な建物ながらも、砺波の伝統的な家屋の間取りの名前がついてるところに、ユニークさと砺波らしさを感じます。
外観はコンクリートですが、中の天井には木材が使われていて、床はカラフルなカーペット。後で調べて知ったのですが、1階の床はチューリップの絵になってたらしいです。館内には他にも色々砺波らしい秘密が隠されてたらしいので、今度また再確認しにいかなきゃ…
参照:ラ・ラ・ラ・ライブラリー 砺波市立図書館 | 砺波市グループブログ「Tonami Blog」
外をぐるりと一周。雪解けの水滴が屋根からポタポタと落ちる光景が、キラキラと輝いて見えました。
新聞を読んでから図書館を後に。
この日の新聞には「出町子供歌舞伎曳山 2年連続中止」の記事。代替事業を検討してると記事にはありました。
↓出町子供歌舞伎曳山会館を訪れた半年前の日記はこちら
《ひとりごと》
昨年に続き今年も春の県内各地行事中止のお知らせが続いてます。GWの楽しみが半減されるだけではなく、伝統行事もこのまま薄れてしまうのではないか?という懸念も出てきます。
単に中止とするのでなく、規模縮小や代替行事など、形を変えてでも続けていくことを考えなければならないタイミングなのかもしれません。
変わらない伝統を守るには、変わり続ければならない。矛盾しているようだけど、変わらなければ残らずに消えてしまう。代々続く秘伝の味は人々の味覚に合わせて日々進化している、というのと似てるかもしれません。
コロナ禍が来年には落ち着くという保証はどこにもありません。昨年の今頃、一年後の今でもまだコロナで振り回されているなんて想像していなかったかのように。
さて、寄り道はこのくらいにして…そろそろ本日の目的地であるチューリップ公園へ向かいます。
↓《冬の砺波散歩・その3》へ続きます。
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