富山市科学博物館で流星刀の展示が今年もあると知り、昨年見逃した悔しさを晴らすために行ってきました。
「どうせ見に行くなら解説のある日がいいな…」と、サイエンスライブの日程をチェック!
本当は午前の部に行きたかったのですが、平日の疲れが溜まってて寝坊したため…慌てて午後の部へ。間に合ってよかった。
この日は土曜日。土曜日はカップル無料デーのため、晴れてて行楽日和だったにも関わらず博物館は家族連れで賑わってました。(夫婦でもカップル無料適用されるため、父母子どもの組み合わせが多かった。ちなみに高校生以下はいつでも無料)
流星刀という言葉を知ったのも越中富山ふるさとチャレンジ検定がきっかけです。検定を受けなければきっと生涯知ることのない言葉でした。
ロビーに展示された流星刀を「これがあの流星刀かぁ〜!」と感激しながらマジマジと見た後に、14時からの解説を聴きます。(展示された刀の写真は撮ってないので、博物館のWEBページを参照ください)
流星刀とは上市で発見された鉄隕石・白萩隕鉄(しらはぎいんてつ)から作られた刀。
つまり宇宙からの流れ星から作られた刀…なんだか立山科学グループのCMのような壮大なロマンを感じます。
流星刀を作った(作らせた)人物は榎本武揚。検定勉強で名前だけは頭に残ってましたが、榎本武揚は流星刀よりも箱館戦争(五稜郭の戦い)の方が有名だったんですね…学生時代、もっとしっかりと日本史勉強しておけばよかったです。勉強になりました。
隕鉄で作られた刀には人工では決して作れない隕鉄ならではの独特な波模様があり、刀剣ファンにとっても素晴らしい刀らしいです。解説を聴いた後、改めて刀の表面に注目すると…確かに独特な波のような模様が見えました。これは解説を聴いてなければ気づかなかったポイント。やっぱり解説のある日に来て良かった。
上市町にある白萩隕鉄の記念碑もいつか見に行きたいな…
この日は企画展「日本星景写真協会写真展 -星の風景2020-」も開催中。星景写真展は撮影OKだったため、私もちょっと撮ってみました。
全国各地の美しい星空が並ぶ中、やはり目を奪われてしまうのは…
ホタルイカ群遊海面や剱岳と星空が重ね合わさった写真の美しさでした。
せっかくなのでプラネタリウムも。ちょうど忍たま乱太郎の時間でした。忍たまはほのぼのとしてて大人が見ても面白かったです。怪盗キッドも出る名探偵コナンのも観たかったな…
ちなみに忍たまもコナンも、主役は高山みなみさんですね。
↓高山みなみさんがヴォーカルを務めるTWO-MIXの25thベストアルバムはこちら
この日来館したのをきっかけに富山市博物館等年間共通パスポートを購入。
1年間で1500円。博物館3回行けばすぐに元が取れ、ファミリーパークや民俗民芸村も1年間入り放題。今年開館したばかりの馬場家にも入れます。富山市民に限らず誰でも購入可能なので県内在住の県民はもちろん、富山に頻繁に遊びに来る富山ファンも購入OK。
まだまだ国境どころか県境を越えるのも躊躇われる日々が続く今だからこそ、年間パスポートを利用して富山市内の博物館や美術館のコンプリートを目指すのもまた楽しいかもしれません。
2022年10月追記:プラネタリウムリニューアル前のラスト投影へ行った日記はこちら
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