とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行って「とやまおでかけ日記」というブログ書いてます。

スイレンの花が見納めに?!安田城跡へ

堀の一面に咲くスイレンの花で有名な富山市婦中町の安田城跡。 

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増えすぎたスイレンのために堀の本来の姿がわかりにくく、史跡の目的に沿わないことや、在来の植物や水循環にも影響があるとのことで、来年6月に増えすぎたスイレンを除去するという話をニュースで知り、「もしかしたら今年が見納めになるかもしれない…」と気になり、2年ぶりに立ち寄ってみたのです。*1

↓2年前に初めて訪れて、埋めつくすスイレンに驚いた日の日記はこちら 

スイレンの花の見ごろは6月。6月上旬の晴れた日に訪れました。あいかわらず堀を埋めつくすスイレンには驚かされます。
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2年前に教えてもらった「スイレンの花が開いてるのは午前中」という情報を思い出し、今回はお昼前に安田城跡へ。
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なんとなく2年前に見たときよりも、開いてる花が多いような。来訪のタイミングは大切です。
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ほとんどが白色の花ですが、ピンク色のもポツポツと。私は見つけられなかったのですが、黄色の花もあるようです。

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↓安田城跡で撮った写真はまとめてスライドショーでどうぞ


www.youtube.com

資料館の入口には「国指定40周年を迎えました」の文字。令和3年の今年は安田城跡にとって節目の年。
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この風景ももしかしたら、もう来年には見られないかもしれない…そう思いながら、お堀を一周。次に来るときにはきっと今見た風景が懐かしくなってるのかもしれません。

【ちょっとひとりごと】

今まで当たり前にあった景色が突然姿を変え、見納めの最後のチャンスもないまま消えてしまうことも多いことを思えば、名残惜しむ時間が得られるのはまだ幸せなのかもしれない…そう思う機会が近頃多いです。

昨年から馴染みのお店が急に閉店したり、毎年あった恒例イベントが中止になったりと、イレギュラーな事態であることが当たり前になってきてることに戸惑う日々が続き、それがいつになれば終わるのかも見えてこない。

当たり前が当たり前に続いてるときは、当たり前でなくなることを想像しにくいもの。「今がいつまでも同じように続くことなんてない」という当たり前のことを、こんなに何度も思い知らされることもありません。

「いつでも行ける」と言って先延ばしにしていたら、行きたいときには行けなくなってるかもしれない。チャンスがあるときは逃さないようにしたい…以前からそう考えてましたが、昨年からはより強く思うようになってます。「あの時行こうと思えば行けたのに…」という後悔はできる限り避けたいので。