とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行って「とやまおでかけ日記」というブログ書いてます。

黒瀬珂瀾さん講演会を聴きに行った日

二度目の梅雨明けが来たかのような7月最後の日曜日。富山在住の歌人・黒瀬珂瀾(くろせからん)さんの講演会「現代短歌の楽しみ」を聴きに富山市立図書館のあるTOYAMAキラリへ。

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今回の講演会、私は受付開始日にすぐに申込。早めに申し込まないとすぐに満席になりそうな気がして。やはり4日ほどで応募多数のために受付締め切られたようです。

講演会は、親しみやすくユーモアのある楽しいお話で開始早々に引き込まれてしまい、あっという間の1時間。

講演会を聴いて(私の感想・考えたことなど)

俳句はインスタ、短歌はツイッター…というたとえ話や、普段の話し言葉で作られる短歌の紹介もあったり。

自然の音から季節のうつろいに気づいたり、普段目にする日常の光景から非日常を妄想してみたり、苦しみや哀しみを無生物に投影して自身の想いを表現し共有したり。心を豊かにし自分とは違う他者を知ることができる。

ただ普通に語れば通り過ぎてしまうような他愛ないことでも、31文字のリズムに乗せれば人の心に響く…そうか、ツイッターの感覚で身近なことを31文字にまとめれば短歌になるのなら、私も短歌つくってみたい!…と話を聞いているうちにそんな気持ちになってきたのでした。

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講演会後は書籍の物販&サイン会も。サインの際に講演会の感想を伝えようとしたのですが…いつもの如くとっさに言葉が浮かばずオドオドしてしまう自分が情けない。
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振り返れば、黒瀬さんを知ったきっかけは文学フリマのスタッフだった友人でした。

友人の誘いで文学フリマ会場の設営を手伝ったり、アンソロジーという冊子を手にしたり、トークショーを聞いたり、いつの間にか自分も出店してたり…そんな懐かしい日々を思い出したりもして。

↓文学フリマ出店の日記はこちら

講演後、ユウタウン総曲輪でのイベントに出店してる喫茶メルトさんへ向かい、おやつ代わりのホットドッグ。
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そういえば喫茶メルトさんを知ったのも文学フリマ。

↓来店した日の日記はこちら

不思議と思い出の記憶が次々と手繰り寄せられるような一日でした。

最近はどうしてるのかな?元気にしてるのかな?…と友人と眺めた海の景色を思い出しながら総曲輪を後にしたのでした。