2023年4月20日。今年の運行開始初日の始発に乗車するために早朝の宇奈月駅へ。
黒部峡谷のトロッコは数えきれないほど乗ってきたましたが、今回初めて笹平駅までの往復きっぷを購入！
一般乗客が笹平で降りれるのは運行開始直後の一部運行期間限定なので、貴重なのです！！
宇奈月駅から出発
いよいよ今年最初の改札がスタート！
行楽日和だったので観光客で混雑してるかと心配してましたが、朝早いためかきっぷ購入も乗車もスムーズ。座席も余裕ありました。
出発から笹平駅までの風景はこちらの動画もあわせてどうぞ。
宇奈月ダム付近では桜がまだ咲いてました。
うなづき湖も春らしいやわらかな緑色。
残雪の山とエメラルドグリーンの川。
春ならでは黒部峡谷の風景を目にしたのも初めてでした。
黒薙駅で停車。黒薙温泉はまだ営業開始前なので降りる人もいないまま出発です。
笹平駅到着！
笹平駅に入り、停車。左側に止まっていたトロッコが宇奈月方向へ向かって行きます。
笹平駅に到着したもののホームが遠くて降りれない…と思ったら…
笹平駅到着後に欅平方向へ少し前進し…
その後、後ろ向きにトロッコがゆっくり動き出しました。
鐘釣駅と同様、スイッチバックでホーム側の線路へ入るのです。
ついに笹平駅のホームへ！！
滞在時間はほんの10分ほど。短い滞在時間を急いで満喫します！
訪日観光ツアー客も乗車していたので、朝早くから笹平駅は大賑わい！
そして、黒部峡谷鉄道スタッフが全力でお出迎え＆おもてなし。観光客への写真撮影をサポートはもちろん、笹平駅には短い滞在時間を楽しんでもらえるような工夫もいろいろ！
鐘釣駅名物の撮影パネルが大集合してたり
トロッコごっこができたり
特別に欅平駅と鐘釣駅のスタンプも設置！
この季節だけのとっておき「笹平」乗車記念パネルもありました！貴重！！
駅には冬季歩道もあったので…
冬季歩道の中を覗いてみたりして。
貴重な時間もあっという間。
笹平駅は通常は工事関係者用の駅。なのでホーム以外、散策できる場所もないため10分でも十分満喫できました。
笹平駅から出発
名残惜しいですが、そろそろ出発時刻です。
ホームにいる黒部峡谷鉄道のスタッフさんたちに手を振って見送られ、トロッコは来た道を戻ります。
黒薙温泉はまだ営業前のため通路も閉鎖中。また黒薙へ泊まりに行きたいな…
↓黒薙温泉旅館に宿泊した日記はこちら
この日は夏のような暑い日でしたが、早朝のトロッコは風を全身に浴びるので爽やかで涼しい。
途中、すれ違うトロッコに手を振ったり
↓この日のトロッコからの景色をYouTube動画にまとめました
宇奈月駅に戻ると、ホームでは…
宇奈月駅に戻ったら、ホームで発車式典セレモニーが開かれててにぎやか。
トロッコから降りたばかりの私。テレビカメラを何台も乗せた満員の華やかなトロッコに手を振って見送りました。
テレビニュースに映る発車式典列車は始発列車ではないことを学びました。出発式典の前に既に2本も出発してるので、テレビニュースに映ってるのは実は今年3本目のトロッコです。
始発のトロッコ目指して来たものの、またマスコミと同じ列車だったらどうしようか…と心配してたのですが、杞憂となってホッとしてたところでした。昨年冬のトロッコ乗車時はマスコミに囲まれて落ち着かなくて再度運賃払って乗り直したくらいだったので。
↓記念すべき初の冬のトロッコに乗車した日記はこちら
おかげで今回はマスコミと同乗にならなかったし、座席も空いてて余裕たっぷりだったので…短い時間でもしっかり満喫できました。マスコミと同じトロッコはもう勘弁してほしいです。
宇奈月駅ホームでは乗客に温泉用タオルプレゼントも配布。タオルは開湯100年記念ロゴ入りでした。
笹平までの往復は運賃も往復で1320円80分ほど。気軽にトロッコ気分を味わうのにちょうどよかったです。散策もしないため疲れないので身体への負担もやさしいです。
トロッコ降車後、宇奈月ダムまでちょっと散策
トロッコから見えた桜が見たくなり宇奈月ダムまで歩いてみました。
桜とトロッコ
そして残雪の山々。
春ならではの雪と緑の風景に心癒されます。
今年(2023年)は宇奈月温泉開湯100周年。
3年も続いたコロナ禍もようやく落ち着き、国内からはもちろん海外からの観光客も戻ってきた今年。
コロナ禍に富山県民割で宇奈月に何度もトロッコ乗りに行った頃を振り返ると、やっぱり観光地は観光客でにぎわっているのがいいな…としみじみ思うのでした。
↓コロナ禍期間に県民割などでトロッコ乗車した日記はこちら
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