暖冬とはいえ今は冬。温かいものが食べたい。ちょうど近くを通りかかったので、思いつきで糸庄へ。
富山では有名な行列のできるもつ煮込みうどんのお店。ですが、私は生まれてこの方一度も食べたことがなかったのです。お店の前の道路は学生時代から何度通り過ぎたかわからないくらい、よく知っている場所なのに。
「いつか一度は行ってみたい!」それが今日だと思い、勇気を出して入店。
平日の夜なので空いてるかな…と思ったのですが、店内は満席。先に食券を購入して待ち席へ。来店した有名人のサインがたくさん飾られてました。
食券購入後10分ほどで空いたカウンター席へ。そして更に待つこと20分でしたが、カウンターから丸見えの調理場風景を観察していたので退屈しません。
そして出てきた、待望のもつ煮込みうどん。赤巻かまぼこがあることで、富山らしさを感じられます。
↓こちらの動画のように、出てきてしばらくはグツグツと煮立ってます。
味は少し濃い目。うどんはコシがあって食べごたえがあります。卵をつけてもよかったんだな…と注文後に気づきました。近くの席のお客様が食べていたビールのつまみ用のもつも美味しそうでした。
待つのは30分でしたが、食べるのはあっという間。
店員皆さんの明るい挨拶やお客様への気遣いが感じられたのはもちろんですが、お客さんも暖かい心の広い方が集まってたことがとても印象的。「この店は待たされるのは当たり前」とお客さんは解って来店してるから気にしてはいないけれど、お店側はやはり「お待たせして申し訳ない」という気持ちがある。だからとても暖かく良い雰囲気があるのだろうな、と。
体の中からポカポカに温まって帰宅したのですが、コートや服がもつ煮込みの香りに包まれてしまいました。
次に行く時は服装(洗濯しやすい衣類)に気をつけてから行こうかな…と。