最後の回遊ルート乗り倒しもいよいよ終盤。この日で最終日となる射水市コミュニティバス 海王丸パーク・ライトレール接続線最終便目指して岩瀬浜駅へ。
岩瀬まで連れてきてくれた赤色のポートラムに手を振って見送ります。
↓前回(その3)の日記はこちらから
午前中(その2の日記参照)は新湊から往復しましたが、最終便に合わせて岩瀬浜から往復します。
バス発車時刻前に合わせて岩瀬浜駅バス停へ戻ります。新湊方面から来たバスからは5名ほど降りた様子。
おそらくほぼ全員が最終日を名残惜しむファンと思われ、そのまま再度バスに乗る人も何名かいました。午前中の私と同様に…
15時30分、最終日最後の岩瀬浜駅発バス出発。
午前中は雨でどんよりしてた空も…
雲の間から光も差してきて、神通川の水面もキラキラと輝いてました。
天使の梯子(薄明光線)も現れて、まるで最終便を明るく見送ってくれてるかのよう。
富山市から射水市へ入ります。
新湊大橋を渡って
終点まで…ではなく、終点ひとつ前の海王丸パークで降車。
海王丸パークで降りた理由は、最終便のバス時刻まで30分以上余裕があったから。
海王丸パークから新湊大橋までなら徒歩10分ほどなので、ちょっと歩こうかなと。結果的に路線名に含まれてるバス停にも立ち寄れてよかったです。
最終便の始点となる新湊大橋西桟橋口バス停は、あいの風プロムナード入口前。
10分ほどで到着。バスが停車してました。
バス時刻までまだ余裕あったので、エレベーターに乗ってあいの風プロムナードからバスを眺めてみたり。最後の最後までバスを遠くから近くから追いかける私。
そしてついに岩瀬浜駅行き最終便発車時刻。
この便が本当にラスト。
乗車前にMyムズムズくんに哀愁を投影してみました。
最後の乗客となる4名を乗せて16時45分きときとバス岩瀬浜駅行き、新湊大橋西桟橋口バス停から出発。
バスから眺める海王丸は、やっぱり特別。
別路線を使えばバスで新湊大橋を渡ることは今後もまだ可能ですが…岩瀬浜行きバスでは最後ということで。
次は岩瀬浜駅。富山市に入ります。
終点である岩瀬浜駅が近づいてきます。
この橋を渡れば…
岩瀬浜駅到着。最後のバスをカメラに納めるファンと、そして新聞記者らしき人も。
振り返ると雲の隙間から見える空は薄っらとオレンジ色に。
全ての乗客を降ろしたバスは、特別なことなど何もないかのように去っていました。
↓最終便の思い出を動画でまとめてみました
射水市コミュニティバス海王丸パーク・ライトレール接続線の運行が終了しても、富山駅前発の富山地方鉄道バス(ぶりかにバス、または新港東口行きの路線バス)に乗れば、回遊は可能です。
この日限りで終了かと思っていた「とやま1日乗り放題きっぷ」も10月からは射水市コミュニティバスの替わりに ぶりかにバス(富山駅前-クロスベイ新湊間)が使えるようになるそうです。*1
しかし、富山駅発のバスを利用して回遊する場合は岩瀬を経由する必要がなくなります。富山港線に乗車する必要もなくなります。
新湊と岩瀬を公共交通機関を使って移動し観光を楽しめた貴重なルートは、残念ながら途絶えてしまいました。
廃止理由は感染拡大による乗客の減少とも言われてますが、感染が流行る前から乗客は少なかったです。実際、乗車する時はいつも貸切状態になってしまうことが多かったから…
マイカーを使わずに移動する私にとっては、来た路線を戻ることなく一筆書きで各地を巡れるルートはとても魅力的です。様々な旅行者から話を聞いてても旅好きの人には一筆書きルートを好む人も多いように思います。
射水市の観光地・新湊と富山市の観光地・岩瀬を結ぶルート、また何かの形で復活することを私は願うのですが…理想はどうであれ、利用者があってなんぼの話となるので、あまり期待はできないままになるのかな、と。
こうして回遊ルート乗り倒しの1日は終了。終わった後に気づいたのですが…この日の私の行程、“回遊”はしてなかったです。それでも回遊ルートの全路線は1日で往復したので、悔いはないです。
↓この日のスタート(その1)はこちらから
*1:参照:富山県 とやま1日乗り放題きっぷチラシよりhttps://www.pref.toyama.jp/documents/4921/3kouhou.pdf