十月のある日。東京へ行く予定があったため、北陸新幹線で出発。
富山駅新幹線ホームから見た、まだ工事中のあいの風とやま鉄道ホーム。下り線もだいぶ形が見えてきていますね。
到着後に昼食時間を取るのがもったいなかったので、とやマルシェで富山らしいお弁当を買ってみました。
千里山荘(ちさとさんそう)の出汁わっぱ・しゅうまい。購入するとホカホカの状態で渡されるので、新幹線が富山県内を走っている間に食べてしまいました。
周囲はスーツを着たビジネスパーソンだらけの中、ひとり場違いな観光客のふりした私でしたが…気にしない、気にしない…
東京駅…ではなく上野駅で降りました。すると早速、富山PRポスター発見。高志の紅ガニと紅白丼。パッと見たところ、新湊推しのように思えました。富山のカニは新湊だけではないんですけど。まあ、いいか。
大人の休日ポスター。高岡市金屋町。金屋町を知ってても、よーく見ないと高岡の金屋町だと気付けなかった私。それだけ全国各地のPRポスターがあちこちに貼られているんです。
「ねまるちゃ」は相変わらず、富山らしさが伝わらない感じで。アニメ表紙なので、ますます富山のパンフレットだと分からない。「ねまるちゃ」が富山弁だと知っている人ならひと目で分かるのですが。
東京での予定は夕方からのため、日中は東京観光…ではなく都内富山めぐりへ。
ということで、まずは原宿のコムクレープから。原宿なんて初めて来たので、竹下通りの若者の多さに驚く私。ここは毎日が「さんのさん」なんだろうな…
コムクレープのクレープブリュレは富山のクレープであることが店頭に明記してありました。そして富山で何度も食べたことのあるクレープブリュレを注文。富山の店と変わらぬ美味しさでした。
クレープの巻き紙が富山市中心街の地図になってるのは、富山店も同じ。しかし、原宿で富山市内の地図がクレープに巻いてあるのは、不思議な感覚。異国でみつけた故郷のカケラのような。
続いて向かったのは、渋谷ヒカリエ。富山も含めた47都道府県の品々があるお店があると聞いたので。
早速、「大野屋」の文字が流れてきて、テンションが上がります。
エスカレーターでぐるぐるとまわりながら到着したのは、8階。
47あつらえ展。47なら富山もあるはず…と期待して。
まだ時間があったので、もう1ヶ所。有楽町の東京交通会館の地階へ。
目指すは、いきいき富山館。
富山でお土産を買い忘れても、実はここに来れば買えるのです。せっかく来たので私も富山なものを一つお買い物。cic1階ととやまのポイントカードが使えました。富山で作ったととやまポイントカードが共通で使えるなんて…これも私にとっては不思議な感覚。
往路は新幹線でしたが、帰路は時間の都合もあり高速バス。
今回は東京駅から乗れるバスを選んだためJRバス。東京駅八重洲南口で乗り場を確認。3番らしいです。
その後、予定を済ませてJRバスで雨降る早朝の富山へ。
最近の夜行バスは進化していて、カーテンで仕切られて個室のように使えるタイプもあるんですね。これなら見ず知らずの人の寝顔を見てしまう心配も、そして自分の寝顔を見られる心配もありませんね。
夜行バスに乗車中の自分の姿は…知らない人なら見られてもあまり気になりませんが、知ってる人には…絶対に見られたくないです。ぜったいに…
東京に来てまで富山を求め歩く富山在住の私。端から見ればその姿は…変わり者なのかもしれませんね。この日の私は、富山で買えるものや見れるものばかりを東京で探していたのですから…