黒部市の宿泊キャンペーン「くろべで泊まろう」第3弾に当選。
昨年2度泊まった黒薙温泉旅館に今年も行くことに。
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キャンペーンがなくても元々黒薙へは行く予定でしたが、運良く当選したのでキャンペーン利用で予約して、出発。
宇奈月駅にて。今年から設置されたと話題・河鹿の釜めし自販機にチャレンジ。
釜をイメージしたパッケージ。
紙の蓋を外すと、アルミ容器の中に炊き上げられた釜めしが入ってます。
自販機の釜めしは温かいままではなく、お弁当のように冷ました状態での販売。ホカホカの温かい釜めしが食べたい時は、今まで通り河鹿のお店でおでんと一緒に食べればOKですね。トロッコに乗りながら味わうのも良いし、お土産感覚で自宅に持ち帰ってレンジで温めても美味しそう。
r.gnavi.co.jp黒部峡谷鉄道50周年記念パネル。そっか、黒部峡谷鉄道も今年(2021年)で50周年。
平日の午後ということもあって、またまた一車両貸切状態。空いてて快適というよりは、人が少なすぎて寂しいくらい。
今回は鐘釣や欅平には向かわず黒薙のみ。
3度目となるともう慣れたもの。黒薙駅からの行き方に迷うこともないのですが…
温泉までの道のりの景色には相変わらず目を奪われてばかり。
旅館到着後は部屋で寝転がって、窓から滝と川の流れをただただぼんやりと眺める。どれだけ見てても不思議と飽きない。
食事はいつも変わらない素朴な定番メニュー。ゆっくり味わえる地物を多く使った美味しい食事、ほっとします。宇奈月ビールは欠かせません。
有名な大露天風呂には今回は行かなかったのですが、女性専用露天風呂「天女の湯」をゆっくり堪能。「天女の湯」は、こじんまりとして落ち着く空間でありながら、湯船のお湯が溢れたら真下の川にドバーっと流れ出るという豪快さもあるところが堪りません。
夕食後はしばらく横になって休み、露天風呂が閉まった後の深夜に誰もいない内風呂にゆっくり浸かります。入浴後は真夜中に自販機で宇奈月ビールを購入し、川の音を聞きながら部屋で缶ビールを飲む。そして朝食前まで就寝。黒薙でのより寛げる自己流の過ごし方が、繰り返しの来訪のおかげで少しずつ掴めてきたような。
昨年に続き今回も宿泊者はほんの数組ということもあり、静かで密とは全く無縁の空間。お風呂もほぼ貸切状態で使えました。普通に日常を過ごすよりも密回避が完璧。どこにも行かずに通勤と買い物だけの日々を過ごすよりも、宿に泊まる方が感染対策になるのではないかと思うほど。
翌朝は雨。帰り道の景色にも靄がかかり幻想的な世界に。雨の日ならではの景色が見られるのもまた、いいものです。
雨の中、かわいい花も発見。
帰路のトロッコも乗客は少なくまたまた一車両貸切状態。宇奈月駅も人影はまばら。観光バスが一台入ってきたのを見て、「よかった…」と思わず安堵してしまうほどの閑散っぷり。平日の雨の日とはいえ、静かすぎる宇奈月駅。
黒部で泊まろうキャンペーンでいただいた商品券の期限は10月末まで。この商品券でまたトロッコに来よう…と考えながら帰りの電車に乗ったのでした。
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