富山市科学博物館のプラネタリウムが来春リニューアル。リニューアルのため2023年3月までの約5か月ほどプラネタリウムは休館とのこと。
10月中旬の日曜日、休館前のラスト投影に行ってきました。
リニューアル前のラスト投影ということで、この日の最終投影は「現行機ラスト投影!13年を振り返る」と題して思い出を振り返る特別イベントが開催。
開始時間より少し早めに博物館に到着して受付。
この日は開始30分以上前からプラネタリウム入口前には大行列!座席はほとんど埋まってました。
博物館職員や元職員がプラネタリウムに映し出される懐かしい画像やイベント写真などと共に思い出を語る…まるで卒業式のような時間でした。
元館長によるプラネタリウムの歴史も当時の写真と共に紹介。富山市科学文化センターとして科学博物館が開館した43年前の1979年から14年活躍したのが初代、1994年からの14年は2代目、この日がラストとなった3代目は2009年からとのこと。
私の記憶にあるのは2代目からかな?と、写真と古い記憶を照らし合わせてました。オレンジ色の椅子の印象が頭の隅に残ってたような??
3代目となるプラネタリウムはフルデジタルで全てパソコン操作とのこと。
6年ほど前に富山について学び始めて博物館に久しぶりに訪れた時、プラネタリウムの進化に驚いたものです。
最後にパソコンの電源オフを観客全員でカウントダウン。幾つものパソコンシャットダウン映像がプラネタリウムのスクリーンに連続して映る光景は、なんだか特殊で摩訶不思議なものに思えました。
私が最もプラネタリウムに訪れていたのはここ5年ほどの間のこと。博物館展示で富山の自然について学ぶついでだったり、名探偵コナンのプラネタリウム版を見にきたり、年間パスポートで夏の暑さを凌ぎに来たり、休憩として仮眠を取ったりしたことも…それだけ気軽に来れる居心地の良い場所だったということで…
来年春に新しく生まれ変わるプラネタリウムでは、光学式投影機が設置され、光を使ってより美しい星が見られるようになるそうです。(投影機の詳しい仕組みは素人なのでよく分からなかったのですが…今よりもバージョンアップする!ということのようです)
ペアシートや寝転びスペースも設置されるそうなので、カップルのデートや家族連れのレジャーとしてはもちろん、休憩場所として使うのもいいのかも??
リニューアルして再開される春が待ち遠しくなった、秋の夜でした。
2022年10月追記:富山市科学博物館で流星刀を見た日記はこちら
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