とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行って「とやまおでかけ日記」というブログ書いてます。

E〜SORAで通り抜ける、2021年だけの特別な雪の大谷へ

今年(2021年)で立山黒部アルペンルート全線開通50周年!今年に限り「開業当初の雪の大谷」が楽しめる!ということで、春の室堂平へ出発です。

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ちなみに「開業当初の雪の大谷」というのは1車線区間の雪の大谷のこと。現在の雪の大谷は2車線確保されているのですが、除雪技術が進む前の昔は1車線のみで、バスを囲む雪の壁が今より迫力があったらしいとか。

雪の大谷を見に行くのは今回でもう4回目。ですが、今年限りの1車線の雪の大谷を見逃すわけにはいきません。

↓2017年には19メートルの高さの雪の壁を見上げ

↓2018年には越中チャレンジ体験型検定で立山ガール解説付きで 

今回きっぷはWEBで事前予約&電鉄富山駅で事前発券。今年からWEBきっぷが進化して、電鉄富山駅でも予約済きっぷが発券機で受け取れるようになって便利。

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これまでは予約したきっぷの受取は立山駅窓口のみでしたが、立山駅に着く前にきっぷ入手可能になりました。待ち時間大幅短縮です。

発券機からのきっぷはカードサイズなので、お財布のカード入れにも収まります。
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電車に揺られて立山駅到着。(電鉄富山駅から立山駅はICカードえこまいか使用)
きっぷ売り場の行列を見て「やっぱりWEB予約しておいてよかった…」と安堵。
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指定時刻よりも早めに到着したので、朝食に握りたてホカホカおにぎりを。
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立山ケーブルカーで美女平へ向かいます。感染防止対策で消毒や換気、定員も減らしているとはいえ…満員電車のような感じになるのは週末なので仕方のないことです。
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美女平で立山高原バスに乗り換え。もう何度も来てるので、乗り換えの手順に迷うこともありません。

…あれ?改札の向こうに4年前に一度乗ったパノラマバスE~SORA(イーソラ)の姿??もしかして、もしかすると…
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なんと!タイミングよくパノラマバスE~SORAに乗車できました!予約もせず通常料金で乗車できるなんて幸運すぎる!(2017年の日記参照)
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実は、、今年の雪の大谷に行くにあたってE~SORAを予約しようとしたものの、今年は予約受付ページが見当たらず「きっと新型コロナのせいで今年は運行ないんだろうな…」とあきらめていただけに飛び上がるほどの嬉しさ。

屋根からも景色が見れるのがE~SORAの特徴。雪の大谷のためのバスといっても過言ではありません。(ガラス張り状態のバスなので日差しもかなり眩しい)
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↓立山ケーブルカーと立山高原バスの車窓は動画でまとめたので、YouTubeでどうぞ。

約50分のバスの旅のラストが雪の大谷。今年限りの1車線区間通過の瞬間。乗客が皆一斉にカメラを構えます。
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空も雲で白いためわかりにくいのですが…パノラマバスの屋根から雪の壁のてっぺんも見えました!これが青空だったら、なお良かったなぁ…とも思いましたが、雨や雪で何も見えない日もあると思えば好条件なほうです。

↓人生初の雨のアルペンルートはこちら。何にも見えなくてバス乗車時間が長く感じられました…

開業当初再現である1車線区間は50メートルほど。その区間はバスはスピード落としてくれるので、慌てなくても両側から迫りくる雪の壁を楽しめます。

室堂ターミナルでバスから降りて、雪の大谷ウォークに出発。
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開始時刻の9:30頃に到着したこともあり、あまり混雑してなかったです。車内の多くの人はスキー目当てで山に向かって行ってしまったので。
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少し前にバスで通り抜けた雪の大谷1車線区間の手前。ここが最高地点です。
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今年は14メートルなので平年より2~3メートルほど低め。今年の冬、平野部では災害級の大雪に悩まされましたが…里雪型のため山間部の方の積雪は平年以下だったとか。

↓2021年大雪忘備録はこちら 

最高地点の場所に群れる人々。1車線区間を通り抜けるバスを撮れるのも今年だけ。
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上の写真はバスが後ろ向きですが…正面向いたバスと雪の大谷のショットは動画でどうぞ。

来るたびに「日本語が聞こえない…」と思えるほど外国人だらけだった雪の大谷ですが、今年は新型コロナの影響で訪日観光客は皆無状態。雪の壁の落書きも日本人の書いたものばかり。前回来た時に目立っていた中国語の文字は見当たりません。
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せっかくなので室堂ターミナルの後ろ側で雪の上も歩いてみます。
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雪の上を歩くために一応冬用のブーツ。
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オフィシャルサイトでは「トレッキングシューズがおすすめ」とありますが、歩きやすい防水ブーツでも大丈夫です。雪の上を歩き回る予定がなければ、ブーツでない歩きやすい靴でも良いかもしれません。

気温は4度ほどで薄曇りでしたが、風もほとんどなく寒さも感じられず、穏やかな日。曇っていても雪による照り返しの光で眩しかったです。
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室堂に来ると必ず立ち寄ってしまうホテル立山のお土産売り場。以前から気になってた日本酒「佐々成政の隠し酒」を初購入。あーあ、ついに買っちゃった…日本酒はちびちびと飲むので、1本買えば1か月は楽しめそうです。
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リュックに「隠し酒」とコートをしまって立山駅へと戻ります。

帰りのバスは自然と仮眠タイムになるので、気がつけば美女平到着。
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美女平に売店があったことなんて、この雰囲気だともう忘れてしまいそうです。
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室堂ターミナル内で見かけたさらさら汁の進化版?「さらさら蕎麦」が気になりましたが、もっと気になるメニュー「室堂平と玉殿溶岩カレー」がどうしても食べたかったので、立山駅までランチは我慢。

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見た目どおりボリューム満点でお腹いっぱい。f:id:ai110-12368:20210429142111j:image

 ↓「さらさら汁」を食した日記はこちら

せっかくなので立山カルデラ砂防博物館で常願寺川と砂防について学んできました。展示物が大充実してるので3時間あってもまだ足りない…今回見れなかった展示はまた次の機会ということに。
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博物館の裏手にあるトンネルを抜けると…

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桜咲く、のどかな風景が広がってました。

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アルペンルート限定の地ビール「星の空」は帰る前に立山駅の売店で買うのが私の定番。持ち歩くことを考えると、どこの駅でも売ってる商品なら帰る直前に買った方が楽なので。
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「星の空」に新味登場の告知。新味出たら3本セットで買わないと…

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今回は雪の大谷目当てだったので室堂往復。室堂だけなら半日あれば十分なのですが、午後から立山カルデラ砂防博物館に長居していたこともあって丸一日過ぎてしまいました。

 

冬の雪に苦労している富山県民はあまり興味を示さないとも言われている雪の大谷ですが、冬の家の周りの雪と本物の雪の大谷はスケールが全然違うので、雪は見飽きた県民でも一見の価値あり!と富山県民の私は言い切ります。

冬に家の前にできた雪の大谷っぽいものと本物は、全くの別物ですよ。

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