お盆休みだった、とある平日。総曲輪まで用事があったついでに富山県庁へ。ちょうど年に3回の屋上庭園開放日だったので立ち寄ってみました。
昨年(2017年5月)に初めて立ち寄った以来の屋上庭園。
↓初めて県庁の屋上庭園へ訪れた日の日記はこちら
いざ県庁の屋上へ。1958年に県庁屋上を訪れた昭和天皇が詠んだ歌碑。「県庁の 屋上にして この町の 立ちなほりたる 姿をぞ見る」
戦後に復興した富山市をこの屋上から眺めて詠まれた歌とのこと。ちょうど終戦記念日間近だったため、石碑に刻まれたお言葉も感慨深かったです。
あまりの暑さに庭園の花壇も夏バテ気味でしたが…
富山県固有の植物で熊野川流域に生息する「エッチュウミセバヤ」を確認。
非常に厳しい猛暑のため…私と警備員以外、誰もいない屋上庭園。警備員さん、猛暑のお盆にもかかわらずクーラーもない屋上で…大変お疲れ様です…
屋上庭園入口横にある資料展示室(プチ・シエル)で休憩タイム。椅子とテーブル、そしてコーヒーなど飲み物の自販機があるので、ここでコーヒーブレイク。
今年(2018年)公開映画のポスターも追加されていました。「羊の木」に「ナラタージュ」(ナラタージュは2017年公開)
↓「羊の木」「ナラタージュ」はAmazon Prime Videoでも鑑賞できます
片山学園ロケの「となりの怪物くん」氷見がロケ地「ばぁちゃんロード」も。
↓「となりの怪物くん」はAmazon Prime Videoでも鑑賞できます
プチ・シエルで休憩後、県庁お隣の県民会館へ。終戦記念日間近だったため、「戦時下の暮らし展」開催中でした。上野から福光へ疎開した子どもたちの絵日記。子どもらしい絵と言葉でありのままに描かれた戦時中の日常風景。活字や映像で残された資料とはまた違う重みがあり、心に迫るものがありました。
たまたま立ち寄った県庁と県民会館でしたが、富山における戦争を考えさせられるお盆の午後となりました。
2019年6月追記:翌年(2019年)にも県庁屋上庭園へ訪れました