以前から気になってた、砺波市にあるレストランで昼食です。
前回行こうとした時は臨時休業中で振られてしまったので、今回は予約してのリベンジ来店に。
大門素麺には玉ねぎと椎茸、富山ではお馴染み「の」の字の模様の赤巻きかまぼこ。
そういえば幼い頃に家で食べてた素麺にはいつも玉ねぎと椎茸、かまぼこが入ってたなぁ…
卵入りの寒天ゼリーみたいなこの料理。子供の頃は苦手だったのですが…久しぶりに食べてみると、こんなに美味しかったなんて。
砺波では「ゆべす」と呼ぶそうですが、自分にとっては「べっこう」かな。親戚によっては「えびす」とか「べろべろ」とも。富山県内でも呼び方が多種多様な料理のひとつです。
昔は苦手だった富山らしい郷土料理。歳を重ねた今、昔懐かしさと味付けの優しさに心が和みます。
デザートはかぼちゃのムース。
かぼちゃの味が濃く、美味しかったです。
ひとりごと
子供の頃はお盆と正月、あと5月の連休中や秋にも親戚が集まって広い座敷で「お祭り」と称した食事があったことを思い出しました。
いつの間にかその風習は途絶え、最近は親戚が集まる機会も昔と比べて減りました。自分自身も日々の生活に忙しくなってきたのもあり、もし仮にまだ「お祭り」の風習が続いてたとしても足は遠のいたままかもしれません。
いくつもの30年前のキーワードがテレビニュースで耳にすることが増えてきた2022年の夏。昭和がまもなく終わることも知らなかったあの頃。当時は元号の変わる意味もよくわからず、なにかと明るく騒ぐことを禁じられてた平成の始まり。そんな遠い昔の日々がやけに身近に感じられる近頃です。