ついに総曲輪の富山西武跡地に待望の商業施設がオープン。その名は「SOGAWA BASE(総曲輪ベース)」
↓こちらは開店2週間前の様子
総曲輪通りの顔だった富山西武が閉店したのは2006年3月。あれから早14年。総曲輪通りで最も目立つ場所が空白だった年月はあまりにも長すぎました。
この日(2020年7月17日)はプレオープンということで、1階の食にまつわるフロア・フードエリアのみのオープン。2階より上もいずれはオープンするらしいです。何ができるのか、ワクワク。
金曜日なので仕事帰りに総曲輪へダッシュ。ショップ閉店時刻19時前に滑り込み。とりあえずギリギリセーフ。目新しいものにはすぐに群がる県民性とあって、オープン日は予想通り人が多い。
入口の前には座るスペースも。ちょっと飲み物を買って休憩するのにも良さそう。アーケードの下なので雨雪の日も安心。
今回オープンしたショップ一覧。全てのショップが富山県内からの出店というところがポイント。富山マニアな自分にとってはたまらない、正に待ち望んでいた場所。
事前にSOGAWA BASEのページで各ショップのストーリーを読んでいた私。今回出店する店舗にあるそれぞれのこだわりを読んで知っただけに、より期待も高まります。
↓SOGAWA BASEのwebサイトはこちら
お肉に野菜にお魚、コーヒーにイタリアンにグローサリー。どのお店も気になるのですが、特に気になってたのはベーカリーともちもなか、そして氷見からやってきたクラフトビール。
閉店間際に入店したため、お目当てのベーカリーともちもなかはやはり完売。当面は日中に来ないと買えないのかもしれません。大混雑するのはオープン直後の数週間くらいだと思うので、人の波が落ち着くタイミングをうかがおうかな…と。いつでも気軽に来れる場所なので。
ショップは19時閉店ですが飲食店は21時まで。閉店間際に入店しても、まだまだ余裕で楽しめます。仕事帰りでお腹も空いてるので、夕飯食べてくことに。
今回選んだのはカレー。野菜がゴロゴロ。ナンもボリュームがあって美味しい。
カレーだけでもたくさん種類があったので、全種類制覇目指して試してみるのも楽しそう。
そして気になっていたクラフトビールは食後のおやつに。
「総曲輪セッション」という名前につられて選んだビール。予感通り、私好みの味。クラフトビール好きなので、常連確定の予感しかありません。
気になるお店はまだまだありますが、お腹も満たされたので、とりあえず今回はここまで。デザートにアイスが食べたくなるので、アイス屋さんもあるといいなぁ…(8月に期間限定でジェラートのお店が入るようです)
いつもと違うちょっといいものを気軽に食べたい時にはピッタリの場所。普段の買い物よりは安くはないけれど、手の届かないほどの高値ではないところがポイントなのかもしれません。
新しく登場した「SOGAWA BASE」が街に根付くといいな…と願っています。自分の日常の中の楽しみがまたひとつ増えました。
【おでかけうさぎのひとりごと】
北陸新幹線開業前後から富山にも新しい商業施設や観光施設も続々登場してましたが、せっかく富山にあるのに東京や金沢の有名店や全国チェーン店が目立つ…そんな状況にがっかりしていたのは私だけではなかったはず。
そして、いつまでも「富山らしさ」=「観光客向けの名産品」のような場所ばかりでは、富山に住む人の多くはあまり興味ないので近寄らないもの。
旅番組で飽きるほど紹介される富山の人があまり行かない有名商業施設にはない「富山らしさ」のある場所が増える流れが生まれると、地元を好きになる富山の人ももっと増えるかもしれません。
最近の総曲輪は10代20代の若い人も見かけるようになりました。(感染を恐れて高齢者の出足が鈍ってるだけかもしれませんが…)昔からの商店がシャッターを閉める一方で、これまでになかった若者受けするような店も出てきています。「最近の若者は街中には行かない」という意見は未だに見聞きしますが、それはどうやらひと昔前の若者のことのようです。
私が20代だった頃は総曲輪通りが今よりも寂れていた頃。映画館も書店もCDショップもデパートさえも消えて、街中に行く理由も機会も失われた頃です。
今はシネコンもあるしミニシアターも復活、全国展開の大型書店もあるし、すてきな図書館もある。環状線にセントラムだけでなく七色のポートラムまで走り出し…街中にでかけるのも昔と比べると随分と楽しくなったものです。
【おまけ】
市電利用したところ、偶然「レトロ電車」に乗車(別に珍しいことではなく、よくあること)
乗客の少ないタイミングで初めて車内の写真撮ってみました。(乗車回数を数えきれないほど乗ってますが…)
レトロ電車の特徴として車内には折り畳みのテーブルがあるんですけど…
…通勤通学の混雑時に乗車するときは「テーブルがなければいいのに…」といつも思ってしまうことを深くお詫びします。