このブログで越中チャレンジについて日記を書くのも今回が最後となりそうです。
12月25日金曜日、私の手元にも最後の合格証と合格バッジが届きました。
今回で最後なので、これまでに取得したカード全てと一緒に撮ってみました。
越中富山ふるさとチャレンジの公式ページ、そして北日本新聞朝刊の合格者名簿も確認。
今回で4度目の合格。自己採点で合格確実と分かっていても、紙面で確認できた時の安堵感はいつも同じです。
2017年 検定初チャレンジの思い出
今から振り返れば、最も安定したベストコンディションで受検できたのは2017年だけでした。翌年以降はずっと仕事が不安定で昨年今年に至っては失業時期とも重なって、苦しい受検ばかりでした。
2017年は体験型検定バスツアーも数多く開催され、私も2回参加。
バスツアーの最後に実際の検定さながらの問題でミニ検定があるというユニークな取り組みで、合格すれば本番の検定の点数にも10点加算されるというお得なツアーでした。
一年目のスタンプラリーは行きやすい場所から集めたのでポンポンと40個集められました。
2017年 スタンプラリー・体験型検定をきっかけに初めて訪れた場所:14箇所
内山邸、金岡邸、立山カルデラ砂防博物館、立山博物館、芦峅ふるさと交流館、伏木曳山祭り、富山ガラス工房、土蔵造りのまち資料館、トヤマトレッキングサイト
体験型ツアー内で初めて訪れた場所(スタンプ設置場所で):瞑想の郷、五箇山荘、五箇山総合案内所、喜平商店、岩瀬家
あの頃はツイッターbotのブン太が毎日過去問を出題していて、ブン太のクイズに答えるだけでも鍛えることができた、恵まれた時期でした。今から思えば…
そして初受検・初合格。今から読み返すと初々しい感じです。たった3年前なのに。
合格証と合格カードは別送でしたね。合格カードは年が明けてから届いてましたっけ。そして初めての「合格者のつどい」
実は、初回の参加で高得点だったため表彰されました。初受検で高得点表彰できるなんて、もっと上も目指せるかも?と手応えを得たきっかけになりました。
当時の受検目標は「合格者のつどいに参加して、憧れのとやまのマニアと対面する」ことでした。合格者のつどいに参加することで憧れの人との対面も果たし、とやまふるさとマスター制度の存在を知ります。「私もふるさとマスターになりたい!」とこの日から夢見ますが、当時の私の実力では応募資格も満たしておらず、マスターになれるのは十年以上は先の遠い未来のような気がしてました。
2018年 検定2回目の思い出
2018年は私にとって激動の転職続き生活の始まり。3年以上勤めた職場から追い出されるように辞めてからは職がなかなか安定せず、苦労の連続(まだ続いてるので現在進行形)
そんな中でも点数加算のために体験型検定バスツアーに参加(そういえばこの時は、転職失敗して精神的ダメージ負っていた)
このバスツアー参加での加点が、後に合格者のつどいでの表彰される決め手になるとは思いもしてませんでしたが。
スタンプも前年との重複なしで40個達成。
2018年 スタンプラリーをきっかけに初めて訪れた場所:13箇所
猪谷関所館、しんきろうでんでん、ありそドーム、福岡にぎわい交流館、雅楽の館、いっぷく処、源平火牛まつり、福光ねつおくり七夕祭り、すしいち亭、特製天ぷら七福、桂樹舎、滑川市観光協会、丹霞堂
JRのフリーきっぷ「北陸おでかけパス」を活用して東へ西へとスタンプ回収してましたね。
この年の受検日は、職場に休暇申請を出したもののシフトの都合で受け入れてもらえず、ダブル受検の後に出勤。かなりハードな一日だった記憶あります。一年で4度も仕事が変わった転職続きの一年で当時は精神的にボロボロで自分を見失ってました。
そんな中でも無事合格。とはいえ前年を上回る結果にもならず、満足のいく結果ではなかったです。
そして2回目の合格者のつどい。2回連続で高得点表彰を受けました。ボロボロで不十分な点数だったにも関わらず表彰を受けられたのは、スタンプラリーと体験型検定での加点のおかげでした。
クイズ大会も楽しかったですね。そしてこの後、自分にはまだ早い…と思いつつも不合格覚悟で上級の部への挑戦を決意するのです。
2019年 検定3回目・上級の部初挑戦の思い出
相変わらず職が安定しない日々でメンタルが病み続けた一年でしたが、上級の部受検という目標が心の支えとなりました。
3年目からスタンプラリーも20個目標に。特にこの年は春から夏頃にかけて体調不良にも悩まされ、身動きもとれず苦しい時期が続きました。
2019年 スタンプラリーをきっかけに初めて訪れた場所:11箇所
福野夜高祭、安田城跡、道の駅福光、福光美術館、イタイイタイ病資料館、海鮮ど~ん、アクアポケット、ほの字、伏木北前船資料館、気象資料館、万葉歴史館
上級合格を目指してストイックに勉強をはじめ、勉強記録もnoteに残し始めました。
2022年1月追記:越中富山ふるさとチャレンジ富山検定対策を綴っていたnoteは現在使用しておりません
過去4年間の中でもっとも勉強らしい勉強をしたのは、この年が最初で最後。9月初旬から2ヶ月半は上級の部の過去問をひたすら繰り返して解き、間違えたら漢字練習帳で書き取り練習。あんなに真剣に勉強したのは以前に旅行関連の資格勉強していたとき以来だったかも。
自己採点の結果はボーダーライン。表記揺れがどこまで許されるか?に合否がかかる状態となり、結果通知が届く12月まで悶々する一ヶ月に。これも筆記試験ならではの苦悩でした。
当時の日記には「結果はnoteにて」と濁してますが、結果は…合格でした。
2020年 検定4回目・最後の検定の思い出
昨年末に仕事の探し方を変えてからは、不安定ながらも徐々に安定し始めます。それでも新型コロナの影響という名目でまた失業。ここまで来ると「また失業かぁ」ともはや失業慣れ。運良く次の仕事に現在は就けたものの、これまでがこれまでだっただけに安心できない日々は続きますが…
そんなわけで、今年も失業の最中に受検対策スタート。スタンプラリーも失業中の時間を有効活用して無事収集完了。
2020年 スタンプラリーをきっかけに初めて訪れた場所:9箇所
あじさい祭り、出町子供歌舞伎曳山会館、氷見市立博物館、割烹秀月、利賀芸術公園、ミュゼふくおかカメラ館、アートハウスおやべ、西田美術館、カミール
そして最後の検定。これで最後。
あっという間のようで、長く濃い4年間
越中チャレンジ対策を続けた4年間は仕事に不安を抱え続ける日々と同時進行となり、葛藤の連続でした。富山に関わる仕事を諦めることになったものの、越中チャレンジで得た結果を活かせる仕事はないのだろうか?と悩み続けますが、富山にこだわればこだわるほど仕事探しは上手くいかない。
かつての自分を知る人に「今でも富山の知識を生かした仕事で活躍しているんですか?」と尋ねられるときほど苦しいものはありません。それができなくなったがために、試行錯誤の日々が未だに続き、ようやく最近自分の中で「富山はもう私の仕事じゃない。単なる休日の趣味。イベントや観光地などをPRする必要もない。それでいいんだ」と折り合いが付き始めたところです。
かつての仕事上で得た知識を、趣味としての楽しみに変えてくれたのが越中富山ふるさとチャレンジでした。今年こそ富山ふるさとマスターの条件を満たし、応募しようと思っていただけに検定事業終了は残念で悔しい限りです。追いかけた夢がまたひとつ夢のままに終わりました。
身につけた知識を仕事に活かすだけが活路ではありません。越中チャレンジ対策を通じて身に付いた富山県内情報収集のアンテナは、今後の休日のおでかけ計画やこの「とやまおでかけ日記」ブログ作成にも役立ちます。
SNSでなくてブログに書いててよかったと思うときは、過去の蓄積を振り返られるところです。今回の4年間の振り返りも最初はnoteに綴るつもりでしたが、残しておきたい大事なことはやはりブログの「とやまおでかけ日記」に残したいと思い、こちらにまとめました。
今年度の「合格者のつどい」も新型コロナの影響で開催中止となれば、今回の更新が「越中チャレンジ合格への道」カテゴリーの最終回になります。
どれだけの人がこのブログを読んでくれたのかはわかりませんが、読んでくれた人が一人でも越中富山ふるさとチャレンジ検定や富山について興味を持ってもらえていたら嬉しいです。