国の天然記念物でもあるオニバスの発生地として有名な氷見市の十二町潟水郷公園(じゅうにちょうがたすいごうこうえん)。昨年まで受検してた越中チャレンジ検定でも何度も出題され、名前だけはよく知っていた公園です。
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たまたま近くまで来て時間ができたので、ちょっと寄り道することに。
想像してたよりも大きく立派な公園。近隣の住民が散歩したり子供たちが遊具で遊んでたりと、ゆったりとした時間が流れる公園。
横断橋から見えたあれは何だろう?
「アド小屋」という、魚を捕るための仕掛小屋らしいです。もちろんこれは展示用に復元されたもので、現在は使われてはいないよう。
後で調べたところ、独特なデザインだった横断橋もこのアド小屋をイメージしたものらしいです。言われみれば似てる…かな?
気になって近づいてみたところ「立入禁止」とは特に書かれてはいないのですが…板の上から小屋へ行く勇気はありませんでした。バランス崩して水の中に落ちたくなかったので…
不思議なモニュメント?がずらり。これは何だろう?
「霧の花」という霧が出る仕掛けがあるようですが、3月まで休止中。動き出すとどんな感じ何だろう??忍者ハットリくんのからくり時計を思い出します。
またまた不思議なもの発見。これに関しては説明プレートも見当たらない。これもきっと現在休止中なんだろうな…
(後で調べたところ「フラワータワー」という、花を飾るモニュメントらしいです。)
寒いしオニバス池まで行く元気も出ないし、もう戻ろうかな?と思ったところで万葉植物園発見。
そういえば十二町潟は万葉ゆかりの地の一つ。布勢の水海(ふせのみずうみ)だった場所。(←この知識も検定対策で覚えたもの)
きっと万葉歌碑があるはず!と駆け出したら…あった!!
布勢水海跡の碑でした。
↓伏木にある万葉歴史館へ行った日記はこちら
他にも角川源義の句碑も発見。
角川源義は富山出身の俳人で角川書店の創設者。角川文庫もよく検定問題に出てました。
万葉植物園をもう一度ぐるりと一周。
この日は晴れてたものの肌寒かったのですが、春は少しずつ訪れ始めてました。
横断橋の向こうにあるオニバスの池や菖蒲園などは見頃になった時に行くことにして、公園を後にしました。本当はもっと公園散策したかったのですが、晴れてたとはいえ思ったよりも風が冷たく肌寒かったので…
白鳥も飛び立ったばかりで、花の季節にもまだ少し早く、モニュメントも休止中というタイミングでしたが…自然・歴史・文学と越中チャレンジ頻出キーワードが詰まった、とっても面白い公園でした。オニバスの見頃となる夏の季節にまた来たいです。
2021年9月追記:オニバスの花が見たくて9月に再び水郷公園に来た日記↓
その時はこの日は休止中だった面白モニュメントたちも稼働してるはず。次に来る時の楽しみが増えました。
↓《春先の氷見さんぽ・その2》に続きます
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