お盆が過ぎてもまだまだ猛暑日が続く2023年8月、思い切って夏休みを取って旅行へ出発。
北陸新幹線から東北新幹線へ乗り継いで…
たどり着いたのは「津軽海峡冬景色」で有名な青森駅。
今年4月に富山県美術館「生誕120年棟方志功展」へ行き…
棟方志功展をきっかけに、5月には疎開先である南砺市の福光で棟方志功スタンプラリーを完走…
「次は生誕地の青森にも行ってみたい!」と思うのは自然な流れでした。
棟方志功記念館へ
青森に到着後、最初に向かったのは棟方志功記念館
NHK青森放送局のお隣に記念館はありました。
「棟方志功生誕120年記念特別展 友情と信頼の障屏画」が開催中でした。(記念特別展は9/18まで)
記念館の前には立派なお庭。夏空が池に映ってきれい。アメンボも池に浮かんでます。
建物の中に入ると、棟方志功さんがお出迎え。(館内は一部作品を除いて撮影OK)
この記念館のある青森市内には棟方志功ゆかりの場所がたくさん。せっかく青森まで来たのだから散策したいな…
…と思ったのですが、この日も猛暑日。暑くてとても散策する気力は湧かずに断念。暑くなかったらもっと色々歩き回れたのに…
こじんまりとした空間に選りすぐりのダイナミックな作品がドーンと飾ってあり、迫力!
こちらは倉敷の実業家・大原總一郎の邸宅に描かれた『御群鯉図』赤い鯉たちが屏風の池で泳いでました。
福光時代の作品も展示。


旅先で富山に関わる言葉を見聞きすると、なんだか懐かしい人に会えたような、ホッとするような嬉しい気持ちになります。
庭ではヒマワリの花が元気に咲いてました。
このヒマワリはフランスからやってきたゴッホのヒマワリ。
棟方志功の「ゴッホになる」の言葉がつないだヒマワリの花。ちょうど開花時期に来れたのは幸運でした。
館内では福光で開催の棟方まつりのポスター発見!
そして福光美術館のポスターも!そして棟方志功展のポスター。青森展と東京展と2種類。
富山から離れた青森市にいながら、富山県にある福光の街なかを自転車で駆け巡った春の日が脳裏に蘇る…なんだか不思議な感覚でした。
あまりにも暑くてゆかりの地散策する気になれず、そして長距離移動の疲れもあり…館内で放映されていた棟方志功のドキュメンタリー映画を2周ほどじっくり鑑賞してました。
この棟方志功記念館は残念なことに来年の春で閉館とのこと。次に青森に来るときには、もう来れなくなる場所。
次に来る日はもう来ない…目に焼き付けるようにじっくりと館内を巡り、ゆっくりと青森市内の宿泊先へと向かうのでした。
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