とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行って「とやまおでかけ日記」というブログ書いてます。

篁牛人展へ@富山県水墨美術館

富山の検定・越中富山ふるさとチャレンジでも何度も出題された、渇筆画法という独自の画法で水墨画を描いた富山出身の日本画家・篁牛人(たかむら ぎゅうじん)。

富山県水墨美術館で企画展「生誕120年 篁牛人展」が開催と知り「絶対に行きたい!」と開催前から楽しみにしていました。

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↓前回の水墨美術館は県民ふるさとの日無料開放の時でした

呉羽山にある富山市民俗民芸村にも「篁牛人記念美術館」があり訪れたことは何度かありますが、水美での企画展もやはり見逃したくない。f:id:ai110-12368:20210925200051j:image

篁牛人の作品は力強くキャラクターの表情や動きが独特で、水墨画というよりは現代的なコミックに近いような。晩年になるまでなかなか作品が認められなかったとのこと。先取りしたものの、時代がなかなか追いつかなかったのかな…と当時の篁牛人の葛藤を想像しながら作品を見ると、同じ作品でもまた異なる印象に映って見えてきます。

三連休初日とはいえ雨の日の夕方に来たこともあり、館内はかなり空いててゆったりと鑑賞できました。

水墨美術館に来たら必ず注目してしまう枝垂れ桜。このあと少し庭を見て、美術館を後にしました。

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会期中に感染拡大に伴うステージが上がり、一時休館となり、見られないまま会期終了にならないかとハラハラしてましたが…9月の三連休前に再開。終了前に再開して無事に見ることができてホッとしました。

また改めて民俗民芸村にある篁牛人記念美術館にも行ってみたくなる展示でした。

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