とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行って「とやまおでかけ日記」というブログ書いてます。

金曜ロードショーとジブリ展 @富山県美術館

10月から富山県美術館で開催していた「金曜ロードショーとジブリ展」ようやく行ってきました。

kinro-ghibli.com

チケット予約したときはまさかこんな雪の日となるとは想像もしてなくて。

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今回の展示は事前日時予約制ということで、いつものようにフラリと行くことができず、予めネットでチケット予約。

混雑避けるためにあえて平日狙って行きました。金曜だったのは意図してませんでしたが。

この雪の中でも見にきてる人はそこそこいました。といっても、混雑日と比べたら断然空いてる方なのでしょう。

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「ジブリ展」ではなく「金曜ロードショーとジブリ展」

…ということを展示見るまで分かってなかった私。
ジブリ作品各々に関するものよりも、金曜ロードショーと映画番組の歴史と過去40年ほどの世相、スタジオジブリと日本テレビのつながりを辿る展示が多いように思えました。

ジブリ展なら数年前に富山市ガラス美術館でありましたしね…

↓富山市ガラス美術館で開催された「ジブリの大博覧会」に行った日記はこちら

金曜ロードショー初期のオープニング映像も流れてて、懐かしいのなんのって。各年の金曜ロードショーで放送された映画作品一覧もあったりして。ただただノスタルジーに浸れる空間でした。

時代を象徴するグッズの展示もあり「うちのタマ知りませんか」の鉛筆や8cmのCD、ゲームボーイやiMacなどの懐かしい品々も見れて、昭和平成レトロ展のようにもなってたような。

たまごっちを見て「懐かしいー!」と喜ぶ母親に小さな子供が「ママ、“たまごっち”ってなぁに?」という会話が何気にツボにハマりました。

ちょうど前日にNHKプラスで「プロフェッショナル仕事の流儀 ジブリと宮﨑駿の2399日」 を見てたので、宮﨑駿さん・高畑勲さん・鈴木敏夫さんとジブリの世界についてより理解しやすかったのはタイムリーでした。

5年ぶり「ジブリの幻燈楼」との再会

今回の展示の目玉のひとつは、2018〜2019年の「ジブリの大博覧会」で初登場した「ジブリの幻燈楼」

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この幻燈楼は富山のガラス作家たちによって作られたもの。

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設置場所が変わると壁に映るガラスのモニュメント雰囲気もまた変わり、5年前とはまた異なる空間に思えました。

ジブリなりきり撮影コーナー

ジブリ映画ポスタースタジオのコーナーでは、人気ジブリ作品のヒーロー・ヒロインになりきって撮影が可能。
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各ブースには撮影スタッフが待機してるため、1人で来館しても安心して撮影可能です。

「千と千尋」のブタとの撮影コーナーがガラ空きでしたが、それをスルーして「魔女の宅急便」コーナーに並びます(といっても空いてたので待機はほんの2組)
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私が映画館で初めて見たジブリ作品が「魔女の宅急便」で、主役のキキはTWO-MIXの高山みなみさんなので…私にとっては他の作品よりも特別感があるのです。


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振り返ると「崖の上のポニョ 」が空いてたので、ついでに撮影してもらいました。


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ポイントは頭をぶつけないようにしてバケツから顔を出すことです。

崖の上のポニョ

崖の上のポニョ

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北日本新聞のラテ欄でタイムスリップ気分

個人的には北日本新聞のラテ欄展示に釘付けに

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チューリップテレビがなかった時代(開局は1990年)

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BBTという呼び名に馴染みのなかった時代(使われ始めたのは1994年)
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教育テレビと呼んでいた時代、34ch、32chがあった時代(Eテレになったのは2011年、アナログ放送終了も2011年)
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「ビバクイズ」「早見優の英会話」「とやまおしらせたまご」「デジタル連峰 とやま夢・航海 アクセス富山」…懐かしい番組名を目にする度に、古い記憶が呼び起こされるかのようで。
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そんな風に金曜ロードショー以外の欄ばかり見ては懐かしい気分に浸ってました。

リアリティのある「ナウシカ」の世界…気が付けば3時間弱経過

「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」では映画の中からそのままでてきたような巨大な王蟲も。
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気の済むまで撮影も楽しみ、ラストはグッズコーナー。
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気がつけば3時間近くも展示会場で過ごしてました。外は相変わらずの吹雪。
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↓ジブリと縁のある堀田善衞展を見に行った日記はこちら

おまけ・「タローマンなんだこれは入門」発見!

3階の図書コーナーを見ていると…
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タローマンなんだこれは入門がありました!


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タローマンの世界では奇獣として登場する岡本太郎の「赤い兎」は富山県美術館所蔵作品ということで、富山県美術館も「タローマンなんだこれは入門」に協力しているのです。

↓展覧会岡本太郎で撮影した「赤い兎」

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↓映画「岡本太郎の沖縄」を見に行った日記はこちら