高志の国(こしのくに)文学館で10月から開催中の企画展「生誕100年記念特別展 堀田善衞―世界の水平線を見つめて」に行ってきました。
先月の里中満智子展に続いての高志の国文学館への来館。最近はその年の話題に沿ったテーマで、年代を問わず興味深い企画展が続々開催されるので、私自身も来館頻度が増えてます。
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今回行ってみようと思ったきっかけは、越中富山ふるさとチャレンジ対策というところもあったのですが(テスト頻出人物なので)とても見ごたえのある内容で、気づけば1時間ほどの滞在に。
伏木での家族写真から海外生活での写真、原稿やアイデアをメモしたノートなど貴重な資料展示が豊富。作品が生まれた背景が展示を見ただけでも感じ取れます。
↓堀田善衞作品(kindke版)をいくつかご紹介
堀田善衞はスタジオジブリとも深い関係がある人物ということで、今回の展示ではジブリコーナーも中央に開設。堀田善衞が「モスラ」の原作者であったことをここで初めて知りました。ジブリ映画にもモスラみたいなの、そういえばよく出てきてますね。
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宮崎駿さんをはじめとしたインタビュー映像もビデオで流れてました。宮崎吾朗監督による絵コンテの展示も。映画化に向けて企画されていた「路上の人」の絵コンテです。スケッチブックにキャラクター中心に生き生きと描かれた数々のイラスト、見てるだけでも「おお!」と感嘆のため息がでてきます。
高志の国文学館のお知らせより→スタジオジブリ宮崎吾朗監督による「路上の人」(原作:堀田善衞)の絵コンテ、イメージボードを初公開! | お知らせ
今回は入場時にポストカードのプレゼントも。記念にもなりますし、嬉しいですね。
常設展の出口を出たら、公開中の県内ロケ映画「ここは退屈迎えに来て」のロケ地マップコーナーがありました。
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原作は富山市出身の山内マリコさん
映画主題歌
今年は富山県内ロケの映画が多くて、なかなか鑑賞が追いつかないというのは、ここだけの話ということで。
2019年1月追記:年明けにガラス美術館で開催された「ジブリの大博覧会」を見に行った日記はこちら