クリスマス前の休日、夜の八尾を巡るバスツアーに参加しました。閉館時刻後のおわら資料館・曳山展示館の観覧とライトアップされた諏訪町通り見学がメインのバスツアー。
集合はサンタが歌ってた富山駅内。夕方4時集合・夜7時30分解散。ほんの3時間ほど(移動時間片道40〜50分程なので正味2時間弱)の短時間ツアーということで、面白そうだし時間も短いし、ちょっと行ってみようかな〜という軽いノリで申込。
私が参加した日の参加者は合計6名でバス1台貸切。ソーシャルディスタンスはバッチリで安心。
観光バスも感染対策としてアクリル板が立ってました(前席の人がリクライニング使うとあまり意味がないような気もしますが…)雪降る中、国道41号線を南下。
つい最近まで富山南警察署だった、元・大沢野警察署。現在は大沢野幹部交番となったようです。またバス停の名称も変わるのかしら??
大沢野幹部交番を過ぎた交差点で右折。神通川を横切った先には…
2020年になって突如脚光を浴びるようになった地名「滅鬼」を通過。ファンが滅鬼地区に押しかけているというニュースを未だに信じられない私です。(鬼滅の刃ブーム、恐るべし)
そんなユニークな数々のポイントを通過しながら、八尾の中心部へバスは進みます。
最初に訪れたのは閉館時刻間際の八尾おわら資料館。
今年(2020年)の春リニューアルしたとのことで、展示室内も以前訪れた時と雰囲気が少し変わってました。
↓写真撮影とSNSシェアもOKということで、私も写真をいくつか撮ってみました。おわら写真撮影パネル。これも新しくできたものかな?
1階の展示室。以前より明るくなった気がする??
2階展示室はガラリと雰囲気変わってました。図説や実物展示がスッキリと見やすくなり、以前より親しみやすくなった気がします。今回は団体行動のため駆け足鑑賞。また改めて個人的に来館してゆっくり鑑賞したいです。
外は雪がこんもり積もってて、風情ありますね。(ロケーションは大事)
足早におわら資料館見学をした後は、諏訪町通りへ向かって歩きます。思ったよりは雪が少なく、歩きやすくてよかった。
石畳の道沿いに紫・緑・橙など色がクルクルと変わるライトが設置。
このライトアップ、この日のような雪景色の方がより映えますね。
最後はおわらステージ鑑賞のため越中八尾観光会館へ。今年で終了した「越中富山ふるさとチャレンジ」の旗を目にすると、しんみりしてしまいます。まもなくこの旗も撤去されるんだろうな…
今回のおわらステージは、バスツアー参加者のためだけに行われた特別なもの。参加者6名+スタッフ数名のために、おわらをステージで踊っていただくなんて…贅沢すぎるというか、なんだか恐れ多いような気も。
今年は新型コロナの影響で「おわら風の盆」も中止。年の瀬になって今年初のおわら鑑賞ができたことは、貴重で幸運でした。
↓昨年は前夜祭でおわら鑑賞しました。日記内の写真を見ると…密ですね。
ライトアップされた八尾の街を歩いて感じたのは、冬の賑わいを作りだそうと頑張ってる強い意気込みです。
おわら風の盆の時は多くの人で混雑する八尾ですが、おわら以外の季節は人通りも少なく静かな街です。八尾ではおわらの季節以外でも観光客が訪れるための通年観光化への取り組みが以前から行われており、今回のライトアップもその一つ。
↓以前訪れた、秋の「坂のまちアート」もその一環
雪降る寒い中、バスツアー客以外でも写真を撮りながら歩く人もチラホラと見かけました。PR次第ではもっと人が集まるイベントにもなるのに…と思うと、勿体なく惜しい気持ちになります。
個人的にはオフィシャルの地元発信SNSがもう少し増えれば嬉しいかな…と。
ネット上での発信力が観光PRの要になってきてる現代。これからはSNSを上手く使いこなすかどうか?がPRの肝となるのではないか?…そんなことを帰路のバスの中で考えていました。
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