富山県公文書館で企画展「富山県が生まれたころー初代県令国重正文の時代1883~1888ー」が開催されてると知り、初めて訪れてみました。
公文書館は県立図書館や県埋蔵文化財センターと同じ敷地内にあります。
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国重正文…私にとっては越中チャレンジ検定勉強中に何度も書き取り練習した名前のひとつ。
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検定では黒部市に移築&復元された建造物・松桜閣(新幹線・黒部宇奈月温泉駅から近い場所にある名所)に関する問題でよく出てきた人物。
国重正文は山口県萩(長州藩)出身。初代富山県令・県知事として治水や教育など現在の富山県にも通じる様々な施策を行った人物と知り、驚く私。
名前だけは検定対策で覚えたものの、実際富山で何を行った人なのか?までは勉強が及んでいませんでした。
富山県史においては重要人物の一人である国重正文ですが、山口県では県史にも名はなく県民でも知る人は誰もいないような無名の人とのこと。これもまた驚き。
昨年に下関から萩まで旅行してた私。もしその時に山口県が国重正文の出身地だと知っていれば、もっと富山との歴史のつながりを噛みしめながら街を歩いたのになぁ…と過ぎたことを悔やんでみたり。
↓これは昨年、萩で散歩中に撮った旅行写真
明治16年(1883年)に富山県が誕生して、来年(2023年)で置県140年。当時の人々の行動があってこその、現在の私たちの富山…そんな壮大なイメージを膨らませながら公文書館内の展示を眺めていたのでした。
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