ゴールデンウィーク3日目。おわらで有名な富山市八尾町にやって来ました。
5月3日は越中八尾曳山祭の日。
新型コロナ感染防止を理由に昨年に続いて今年も中止となる県内の曳山行事が多い中、八尾は開催すると知り、行ってみました。
八尾の曳山祭も昨年は中止。昨年はおわら風の盆も中止。そのため八尾の街の人々も久しぶりの祭を待ち侘びてた様子。観光客らしき人はほとんど見かけず、近隣の住民が多いように見えました。
今年は開催するといっても時間短縮、昼間のみの開催。夜の提灯山は中止となりました。
寝坊したために出遅れたため、慌てて出発して午後に到着。曳山会館の辺りから曳山を追いかけました。
越中八尾曳山祭の曳山は6基。
今町
↓途中、雨が降ってきて防水用のビニールをかける姿も。
下新町
西町(防水ビニールつきしか撮れず…)
上新町
諏訪町
東町
↓角回しの様子など動画にまとめてみました
最後に井田川に沿って並ぶ曳山の姿は圧巻でした!
雨上がりの陽射しに、曳山もキラキラと輝いて美しかったです。
おわらでは幼い頃から何度か来たことがありましたが、八尾の曳山祭を見たのは初めて。
他の地域の曳山はどれも中止なのに、コロナ禍で開催するなんて…という声もあったのかもしれません。
この日、マスク姿で曳山を力強く引く姿を見守る家族や友人たち、近隣からカメラを携えて見に来た観客…その場にいた人たちは皆、久しぶりの祭らしい祭を楽しめる喜びを噛みしめてるかのようで、誰もがこの日の空のように生き生きと輝いた表情になってました。
今年は県外からの観光客も少なく県内でも自粛する人も多かったためか、観客として曳山を観る分には密になる場面はほとんどなかったです。
中止にせずに、何としても開催したい…という意気込みをこの日の曳山祭からは強く感じました。
この日の八尾の曳山から、躊躇わず行動を起こす勇気をもらった…そんな気がしたGW3日目でした。