とやまおでかけ日記

富山県内を観光客のフリしてあちこち遊びに行って「とやまおでかけ日記」というブログ書いてます。

富山県民割引でお得すぎる室堂往復バスツアー&大観峰駅雲上テラスへ

猛暑日続きとなった8月前半。涼を求めて向かう場所といえば、やっぱり立山室堂!

しかも今年(2021年)は富山県民限定でかなりお得に室堂へ行けるバスツアーがある!ということで申し込んで、出発!

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ツアー参加費は富山県民割引で5,000円。さらに合計4,000円分(アルペンルート限定2000円分&富山県内の多くのお店で使える富山おみやげクーポン)のお土産クーポンプレゼント。
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つまり実質1,000円で室堂往復。通常の立山駅ー室堂往復料金は6,320円なので、かなり破格のバスツアー。感染拡大の影響で切羽詰まってるが故、県を挙げての大サービス…というのがひしひしと伝わります。

このクーポンの有効期限はバスツアー当日のみなので、できる限り立山黒部アルペンルート内で使い切りたいところ。

バスツアーは参加人数も限定されてて2席を1人で使用。車内も各席にアクリル板設置で常時車内換気。感染対策もしっかりされてたので安心して乗車できます。

バスツアー最大のメリットの一つはアルペンルート内で最も混み合いやすい乗り物・立山ケーブルカーをスキップして室堂直行できること。(立山ケーブルカーも乗車人数を減らしてるとはいえ、満員電車程度の密な感じは不可避…というのが正直な感想)密を気にせず快適に雲上の世界に行けるのも安心ポイント。
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バスツアーくらいでしか手に入らない立山有料道路のパンフレット。
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立山有料道路はマイカー通行禁止なので一般人が通行するとしたらバスツアー参加時くらい。(繁忙期だと臨時で立山駅からバスが出ることもあるみたいですが)

桂台から美女平までの車窓も絶景です。ケーブルカーとはまた異なる美女平までの道のり。


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↓初めてバスツアーで室堂に向かった日の日記はこちら 

美女平からはアルペンルートの立山高原バスと同じ道のり。もちろん称名滝の滝見台では一旦停車。
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出発前、台風が近づいてるということで心配だった天気でしたが、さわやかな青空と白い雲。そして車窓からの絶景。無事晴れて本当によかった。

↓バス車窓からの景色はYouTube動画でどうぞ


www.youtube.com

↓雨の日の高原バスからの車窓が真っ白だった…という昨年の日記はこちら 

美しい景色に心奪われ、あっという間の1時間のバス旅。室堂に到着。室堂では帰りのバスの出発時間までフリータイム。バスツアー参加者の中には雄山登山に向かう人たちもいましたが、とりあえず私は…

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朝早い出発でお腹空いたので、とりあえず立山そばで白えびかき揚げ乗せ氷見うどん。
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さらさら蕎麦を食べたかったのですが、クーポン券利用で頼めるメニューが限定されてたので…ちょっとリッチなうどんメニューになってしまいました。さらさら蕎麦は白エビかき揚げ乗せよりもリーズナブルなので、次の機会に自腹で食べます。

この日の室堂は17℃。下界は35℃越え…と考えると、つい優越感に浸ってしまいます。
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気温は涼しくて快適ですが、太陽が平地よりも近くなるためか日差しはかなり強い。日焼け止め・帽子、サングラスが必要。降り注ぐ日差しのため、実際の気温よりも暑く感じられます。

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立山玉殿の湧水、ようやく汲めました。たぶん人生初。ここ数年何度も室堂に訪れてますが、雪に埋もれてるor雨で外に出られないことばかりだったので。
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そして初めての夏のみくりが池!
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春の雪に埋もれたみくりが池は見たことあったのですが、有名な夏のみくりが池を目にしたのは初めて。

池に空が鏡のように映し出されるところ、やっと見れました。
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通常なら、みくりが池温泉まで行ったり雷鳥や高山植物を探しに散策するのが室堂の定番の過ごし方なのですが…私は室堂に3時間以上いると決まって高山病になり体調崩すので、無理は避けたいところ。

実際、みくりが池を半周しただけで息切れでしんどい。もうこれ以上室堂滞在、無理…

ということでトロリーバス往復券を現地購入。

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大観峰なら室堂より標高低いし、人も少なくて快適なはず…
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目指すは展望台にある雲上テラス。登り切った!と思ったところでの「すみません!!あと5段ありました」の表示は相変わらず。
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予想通り誰もいない。
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大観峰駅は駅の外には出られないため乗換するだけの通過駅になりがち。なのでトロリーバスやロープウェイの到着時間後に人が多少集まっても多くの人は長居しないため、展望台に人が留まることは少ななく貸切状態になる時間がほとんど。
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後立山連峰の絶景も、雲上テラスも独り占め。
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程よい曇り具合が日除けになって眩しくもなく、密とも無縁。室堂より息苦しくなることもなく、最高の居心地。こんなに快適ならお昼を雲上テラスでお弁当でもよかったかな。
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あまりの居心地のよさに、フリータイムの大半は雲上テラスで寛いでました。「登山も散策もしないで、ただぼんやり過ごすなんて…もったいない」という声も聞こえてきそうですが、こんな過ごし方でもいいんじゃないでしょうか。

登山や散策だけが立山じゃない。言い換えれば…登山や散策しなくても、ラフに山を楽しむのも有りなのが立山なのです(持論)

帰りのバスの時間も近づいてきたので、お気に入りのアルペンルート限定地ビールまとめ買い。
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もちろんクーポン利用なので手出しはほんの数百円。さらに「えこまいか」提示割も併用で更にお得に購入。

2021年新作の「星の空」プレミアム味はレモングラスが香る新感覚ビール。一口目は「???」となりましたが、2缶目からはクセになる大人な味です。また買いに来なきゃ。

雲上では雨風もなく好天で快適なまま過ごせましたが、帰りのバスの車窓は真っ白。途中激しい雨も。
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今回は台風の影響で悪天候も覚悟してただけに、山の上ではお天気に恵まれて本当に幸運でした。

下界に戻ると、雨上がりの空。傘の出番がないまま帰宅。晴れ女っぷりには自分でも毎回驚きです。

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手元にまだクーポンがあったので、夕飯用にます寿し購入。有効期限はツアー当日のみなので、無事クーポン消化できて一安心。
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たった5000円で昼食・お土産・夕飯付きで立山満喫…お得すぎてなんだか申し訳ないほどです。

山の日を挟む三連休とはいえ、台風接近と感染拡大の影響もあり観光客は少なめでした。例年なら一年で最も混み合う季節で人の多さを覚悟して参加したのですが、室堂では玉殿の湧水にもバス乗り場にも行列がなかったほど空いてました。

外国語が全く聞こえなくなった代わりに聞こえてくるようになったのは、富山弁。県外旅行も行きにくいこのご時世なので、夏休みに県民割引利用で立山に来る富山県民が増えたのかもしれません。

9月の室堂の紅葉シーズンにまた参加しようかな?と計画中です。しかし感染状況も過去最悪な状況になりつつあるので、まだ予定は決めかねているのですが…

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