5月9日は富山県民ふるさとの日ということで、県立の美術館や博物館等の施設が無料開放!
この日を利用してこの春注目を集めてる富山県美術館のポーラ美術館コレクション展に行きたいな…と少し頭をよぎりましたが、無料開放で大混雑する中だと落ち着いて見られないかも?と思い、日中はGW中の日記を書いてましたが…
- 2021年GWのおでかけ日記はこちら
夕暮れ時が近づく頃、やっぱり無料開放を利用したい!と思い、高志の国文学館へ。
富山出身の映画監督・本木克英展が開催中。これも見たかった企画展!
2021年1月公開で富山県内で大きな話題を呼んだ『大コメ騒動』をはじめ、『空飛ぶタイヤ』『超高速!参勤交代』『釣りバカ日誌13』で使われた衣装や小道具、本木監督が語る撮影エピソードのVTRも流れて、映画で見たシーンを思い出しながら「あぁ、これがあの場面で出てきたあれかぁ…」と頷きながら観賞。
↓映画『大コメ騒動』鑑賞日記はこちら
『大コメ騒動』は劇場で、『超高速!参勤交代』も最近Amazonプライム・ビデオで見たので、展示も興味深く見入ってましたが、『空飛ぶタイヤ』『釣りバカ日誌13』は実はまだ観たことがなく…早いうちにAmazonプライム・ビデオでチェックしなきゃ!と思わされました。
この日は陽射しも眩しく爽やかなお天気。風が心地よく感じられました。
高志の国文学館にある庭で見つけた「令和の木」こんな木があったとは。館長が令和考案者ということもあり、常設展にも令和にちなんだ展示があります。
↓万葉歴史館で「令和」記念写真も撮った日記はこちら
高志の国文学館だけで帰ろうかと思いましたが、近い場所に富山県水墨美術館があることを思い出して慌てて入館最終時刻前に駆け込み。
企画展「小村雪岱スタイル―江戸の粋から東京モダンへ」開催中でした。
ちなみに上の写真は撮影OKの表記があった場所だったので撮ってみました。展示室内の作品は撮影禁止です。
小村雪岱については何も知らなかった私。無料開放がなければ、この展示も見る機会がないままだったかもしれません。
無料にすると誰でも彼でも無雑作に人が集まりマナーを守らない人が増える傾向にあるので、私は普段はあまり無料という理由で利用するのを好みません。有料であっても快適に利用したいと考えるので、行きたかった富山県美術館へ行くのも無料開放の日はあえて避けたくらいです。
でも今回訪れた水墨美術館のように、あまり興味がなくても気軽に観に行けるのは無料開放の良いところとも思えました。無料開放で訪れたことをきっかけに興味を持ったり、繰り返し訪れるきっかけになることもあるかもしれない。そう考えれば年に一度の無料開放日は、新しい気づきや趣味との出会いになるかもしれない日とも言えます。
↓4年前の県民ふるさとの日にも、高志の国文学館と水墨美術館をハシゴしました
水墨美術館の庭が好き。来た時はいつも、庭に出て一周歩きます。
すっかり葉桜になった、枝垂れ桜。
水墨美術館内の喫茶店が閉店して、椅子とテーブルだけの休憩コーナーになってたことに驚きました。
いつかまた次の新しい喫茶店が入るのでしょうか?
おまけ
富山大学五福キャンパス近くで見かけた看板。
突如出てくる「ロサンゼルス」の意味が未だにわからないままです。
- 美術館・博物館・資料館関連の日記一覧はこちら